2011年08月30日

「治療の選択肢を“患者の視点”で、患者に納得いくまで丁寧に説明してくれるなら信頼できる」という新谷悟教授(昭和大学歯学部顎口腔疾患制御外科学講座)の「良い歯科医院、良い歯科医の選び方」内容を、昨日に引き続き、紹介

昨日は、
「治療の選択肢をいくつも提示し、十分に説明してくれること」という新谷先生のご意見について、当院でも、まさにその点を重視している治療システムについて紹介しました。

さたに新谷教授は良い歯科医院を見極める条件の1つとして
「治療の選択肢を患者の視点で、患者に納得いくまで丁寧に説明してくれる人なら信頼できる。」
とも言っています。

ここで注目してほしい点は
『患者の視点で』というところです。


昨日も少し書きましたが、例えば歯を失った場合、歯科医師が、多くの治療技術を幅広く持っていれば、患者さんの希望するところを重視しながら、
・ブリッジ
・入れ歯
・インプラント
・入れ歯とインプラントの併用
など、さまざまな方法を検討し、可能と思われるいくつかの治療法を患者さんに提案し、選択してもらうことができます。

実は、もう1つ、萩原歯科医院では
・何も治療をしない
という方法を患者さんに提案することもあります。
失われた歯の場所や、患者さんの年齢、噛む力の問題、他の残っている歯の状況など、一概にこういう場合、と文章で説明することはできませんが、ヨーロッパでの研究論文で提唱されている分野です。

患者さんの状況によっては、そういうことも含めて、治療法は検討されるべきだと私は思っています。


walkある分野だけの専門医は、その分野では素晴らしいものですが、
インプラントだけ、入れ歯だけ、ブリッジだけ、しか手掛けることができないと、
考えられる治療方法は、狭まってしまいます。
『患者の視点で』という点が抜け落ちてしまう場合が出てきます。

多くの治療法ができるからこそ、

インプラントの良さと欠点、
入れ歯の良さと欠点、
ブリッジの良さと欠点、
を十分に理解し、
それらを踏まえて、患者さんの生活スタイルや、治療後に獲得したい項目の優先順位などを考えたうえで患者さんとともに選択していくことができます。


インプラントは確かにすばらしい点がたくさんあります。

相談に見えた患者さんから
「入れ歯は何も食べられないし、見た目も老けてしまうとインプラント専門医から言われました」という話を、聞かされることもしばしばあります。

本当にそうでしょうか?

部分入れ歯や総入れ歯でも、当院の多くの患者さんたちは、漬物でも、ステーキでも食べることができています。

審美的な美しい口元を取り戻し、
「久しぶりに会った友達から、なんだか若くなったね、と言われちゃいました。」
と喜ぶ患者さんがいらっしゃいます。

噛めるようになって、頬の筋肉のたるみが改善されて皮膚の張りが戻り、
「エステに行った以上のアンチエイジング効果です。頬のたるみがすっかりなくなりました。」
と報告してくださる患者さんもいらっしゃいます。

総入れ歯の方が、するめを食べていた時に、つい自分の歯のように感じて、するめを噛み切るために引きちぎって、入れ歯の歯を壊して、慌てて来院されることも何度もありました。
しっかりと噛める入れ歯だからこそ、起こってしまう状況です。

いずれの場合も、歯科医師として、患者さんに喜んでいただけたことを、直(じか)に感じることができて、何よりもうれしく幸せに感じる瞬間です。


入れ歯がだめなのではありません。
良くない入れ歯がうまくいっていないのです。

それと同時に、
インプラントならすべてが良いわけではなく、
良いインプラント治療が、良いのです。

なんだか、禅問答のようになってしまいましたが・・・
要は、
患者さんのお口の中を的確に診査し、最良の治療法の提案、選択が行われ、丁寧な間違いない治療をした場合には、入れ歯だろうが、インプラントだろうが、ブリッジだろうが、患者さんにとって快適なお口の健康が獲得できるのです。


何か1つの治療法だけが優れているのではない、と私は思います。
いくつかの方法の中で、その患者さんにとっての良い治療が、優れた治療になるのです。


新谷教授は良い歯科治療というものについて、大変重要なことを記事に書いています。

考えられる治療法について説明をして、
どうしてその治療法の選択になったか検査結果を見て患者さんと情報を共有し、
それぞれの長所・短所を伝えたうえで、どの方法にするか患者さんご自身が納得して選択できるまで説明をする時間を、十分に確保することが大変重要だということです。

萩原歯科医院では、必要であれば、1時間のコンサルテーションの時間を再度設けることも行います。
治療は歯科医師のものではなく、他でもない、患者さんご自身のものだからです。



「いきなり、歯を削られました。」
「聞いても、あまり良く説明してくれないのです。」
日曜歯科相談をすると、一日の中で必ず一人は、そういった悩みを話される方がいます。

私は、いつか
1人の患者さんも、そういうことで心を痛めることが無い日が来ると良いと思っています。


萩原歯科医院では日曜歯科相談を受け付けています。


thinkどこで相談したらよいかわからない、
どういう治療が良いかわからない、
など、歯に対する不安、悩みをお持ちの方は、どうぞ、萩原歯科医院の日曜歯科相談をご利用ください。

次回は、9月4日に行います。
その次は、9月25日を予定しています。

なお、日曜歯科相談は、お一人の患者さんに約1時間の時間を取っています。
通常の診療と同じように、他の方の予約は入れず、その時間、お一人お一人に向き合ってじっくりとお話を伺いますので、人数が限定されます。

ご希望の方は、お早めにお電話でお問い合わせください。
0120-185-255

*日曜歯科相談は、基本的に無料で開催していますが、
お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、必要に応じてレントゲン撮影や歯周ポケット測定などを行って、少し具体的なお話をすることも可能です。
その場合は下記の費用がかかります。ご了承ください。
簡易診断料 5,250円  (2011年8月現在) 


歯の悩みは、
大変デリケートな部分を含み、お口の悩みがなくなると、患者さんは驚くほど明るく変わることが、よくあります。

患者さんの明るい表情が長期間続くような治療、それこそが、歯科医師としての本当の技量であり、歯科医師としての使命だと私は思っています。



メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)


萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。

下記の、医院特設サイトもご覧ください。

入れ歯治療特設サイト
「噛めない入れ歯は意味がない」
http://www.ireba-info.jp/

インプラント特設サイト
「不安の少ないインプラント」
http://www.implant-info.jp/

「入れ歯+インプラント」併用治療特設サイト
http://www.ireba-implant.com/

歯周病治療特設サイト
「歯周病だから 抜く、その前に」
http://www.shisyuubyou.com/

私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院特設サイト
「やり直しのない歯科治療を」
 http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/




「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります 
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します

歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。



東京 池袋 萩原歯科医院

          萩原 眞
          萩原 麗子



dentalhagiwaradentalhagiwara at 22:22│コメント(0)良い歯科医院、良い歯科医の選び方 | 知って得する歯科の知識

2011年08月29日

8月に日本経済新聞に掲載された新谷悟教授(昭和大学歯学部顎口腔疾患制御外科学講座)の良い歯科医院、良い歯科医の選び方について、その内容を紹介

私の診療所では、メール相談を受け付けているので、九州や北海道、時には、海外など、遠方の方からの相談、問い合わせが寄せられます。

時には、電話をかけてお話を伺いながら、治療方法の質問に答えたりアドバイスをしたりしますが、最後には必ず、その方のお住まいの地域で「どこか良い歯科医院」を紹介してほしい、と言われます。

それほどに、歯科医院あるいは歯科医師選びに、多くの方が困っているのです。

今日は、8月18日に日本経済新聞に掲載された「医師の目」から昭和大学新谷教授の記事が、ちょうど、「良い歯科医院、良い歯科医の選び方」という内容でしたので、何回かに分けて、ご紹介します。

新谷教授の元にも、
「良い歯科医院、良い歯科医師の選び方を教えてほしい」という問い合わせが多く寄せられているそうです。

特に、最近インプラント治療(顎骨にチタン製の人工歯根を埋める外科処置を伴う治療)が広く行われ、事故の報道があったことは皆さんの記憶に新しいことと思いますが、その事件以来、こうした問い合わせがますます増えてきたそうです。

新谷教授は、まず、日本の歯科医療が世界のトップレベルであることを強調されていました。

これだけ充実した歯科医療を全国民が受けられる国は、世界中どこを探してもないそうです。

このことは、歯科に従事するものとして、誇らしい事実でした。


その上で、新谷教授は「私見」としながら、いくつかのポイントを述べていました。
その1つが、
「治療の選択肢をいくつも提示し、十分に説明してくれること」

「歯科には、健康保険が利く診療と、(診療側が自由に価格を設定する)自由診療がある。例えば数年で抜かなければならない可能性のある歯に、自由診療で高額のさし歯を入れようとするのは良い歯科医とはいえない」
と新谷教授は書いています。

このことは、私もかねてより意識してきたことでした。

萩原歯科に来院される患者さんは、多くの方が一度以上、歯科医院での治療を受けたことがある方ばかりです。

それが長く機能しないばかりか、壊れてしまって困ったという方が来院されるのです。

このことは、新谷教授の指摘している「数年で抜かなければならない可能性のある歯に、治療をした」ことが原因になっている可能性もゼロではないかもしれません。


私は、自分の知識、経験、他すべてを総動員して、可能な限り、その歯が将来的にどうなっていくか、その見極めをすることが歯科医師が行うべき歯科治療の第1歩だと考えています。

今までの治療のすべて100%が私の診断通りに何十年にもわたって長期に機能しているわけではありませんが、可能な限り、長期的経過を診断することを心がけていますし、実際に多くの方が長期にわたって健康な奥地の状況を維持しています。


もし、自分が歯科治療を受けるのであれば、治療が自由診療であれば、なおさらのこと、それが長く機能し続けることを望むことでしょう。

しかし、単に、保険が利かない高価な材料を使うだけでは、長く機能させる治療はできません。

治療を始める前に、十分な検査をして、分析をしないかぎり、どれが最良の治療方か選択することはできません。

1本1本の歯について、
・虫歯がないか
・神経の処置は必要か
・冠をかぶせても長く持つか
・ブリッジにしても大丈夫か
・入れ歯のバネをかけても負担が大きくならないか
・歯周病で歯そのものが使えなくなることはないか
・家庭での歯磨きなどの清掃がやりやすいか
など、
丁寧に診査していくことが欠かせません。


この部分は、萩原歯科医院では、治療を希望される方に、良い治療を提供するための診断の基礎となる精密検査として、受けていただいているプログラムです。

しっかりとお口の中全体を診断した上で、例えば歯を失った方なら、
・ブリッジ
・入れ歯
・インプラント
・入れ歯とインプラントの併用
など、考えられるすべての方法を別の日に1時間の時間をとって説明、相談します。

そのときに、患者さんの悩み、希望、生活様式に応じた通院方法、費用についての話し合いも行います。
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新谷教授の記事に、「治療の選択肢をいくつも提示し、十分に説明してくれること」
の箇所を見て、わが意を得たり、との思いを抱きました。


さらに、新谷教授は
「インターネットなどで情報は集めやすくなったが、自分に合った歯科医院や歯科医を選ぶのは難しい。(中略)中にはそう(良い歯科医師の条件を満たして)ではない人もいるので、慎重に選んでほしい。」とも言っていました。
ご自身の歯のために、慎重な歯科医院選びが大切です。



萩原歯科医院では日曜歯科相談会を開いています。

どこで相談したらよいかわからない、
どういう治療が良いかわからない、
など、歯に対する不安、悩みをお持ちの方は、どうぞ、萩原歯科医院の日曜歯科相談会をご利用ください。

次回は、9月4日に行います。

日曜歯科相談は、お一人の患者さんに約1時間の時間を取って、じっくりとお話を伺いますので、人数が限定されております。

ご希望の方は、お早めにお電話でお問い合わせください。
0120-185-255



歯の悩みは、
大変デリケートな部分を含み、お口の悩みがなくなると、驚くほど明るく変わります。

患者さんの明るい表情が長期間続くような治療、それこそが、歯科医師としての本当の技量であり、歯科医師としての使命だと私は思っています。

*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、必要に応じてレントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。
簡易診断料 5,250円


メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)


萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。

下記の、医院特設サイトもご覧ください。

入れ歯治療特設サイト
「噛めない入れ歯は意味がない」
http://www.ireba-info.jp/

インプラント特設サイト
「不安の少ないインプラント」
http://www.implant-info.jp/

「入れ歯+インプラント」併用治療特設サイト
http://www.ireba-implant.com/

歯周病治療特設サイト
「歯周病だから 抜く、その前に」
http://www.shisyuubyou.com/

私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院特設サイト
「やり直しのない歯科治療を」
 http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/




「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります 
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します

歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。



東京 池袋 萩原歯科医院

          萩原 眞
          萩原 麗子


dentalhagiwaradentalhagiwara at 22:38│コメント(0)良い歯科医院、良い歯科医の選び方 | 知って得する歯科の知識

2011年07月29日

「歯の状態の悪い人の総医療費の平均(約3万2500円)は、悪い人(約6万6700円)のほぼ半分…富山地方鉄道健康保険組合」

ご機嫌いかがですか。
萩原歯科医院 萩原です。

今日も、引き続き、日本経済新聞でシリーズ化されている「歯磨きの底力」をもとにして、それから発展した、口腔ケアの重要性についてお知らせいたします。


7月27日の記事によると、厚生労働省の歯科疾患実態調査(2005年)では、4ミリ以上の歯周ポケットを持つ人の割合は、働き盛りの40歳以上に急増し、45~54歳で約4割、55~64歳で約半数に達しています。

また、神戸製鋼所東京本社での、取り組みも紹介されていました。
歯科検診や、啓発活動の徹底することで、
40歳以上の社員の歯周病(歯肉炎を除く)を持つ人の割合が、1993年の58%から、2010年には8%にまで減ったそうです。


このような、歯科保健指導の意義については、
東京医科歯科大学時代から親交の深い、加藤元(日本IBM 健康保険組合予防歯科、日本産業衛生学会歯科保健部会長)氏も以前から各方面で発言しています。

成人の歯科疾患への取り組みを強化することは、労働現場の不利益さえも減らすことができる大変重要な課題だというものです。

加藤元氏らは、
ウ蝕(むし歯)および歯周病は、日本の就業成人の約9割近くがかかっている有病率の非
常に高い疾患であることに注目し、
そのため、全医療費に歯科医療費が占める割合も高いこと、
口腔のトラブルが労働損失にもつながっていることも研究し、
歯科健康保険指導の徹底に力を注いでいます。

なかでも、発症や進展が就業年齢に一致している歯周病には、特に指導に力を入れています。

私たちもかねてよりお伝えしているように、
歯周病は、重篤になるまで歯肉出血程度の症状しか自覚されず、気づかぬうちに重症化していき、結果として歯を失う大きな原因となる、静かな病 「silent disease」つまり、自覚しにくい静かに進行していく病気です。


また、歯周病は、重症化すると全身の健康にも影響を及ぼす可能性がある疾患ですが、
軽症なうちには、その大半が適切な歯科保健習慣、すなわち、ご自身でのコントロールが病気の進行を止めることに、大変有効です。
加藤氏らは、早期のうちに職域で疾患を認識してもらい、これに対する予防法を学習してもらう機会を設けることで、大きな成果を上げているようです。

若い方の歯周病治療前後の写真
診療室での治療とともに、患者さんのホームケアの協力が大きな力になる。

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歯周病を繰り返さないこと
歯周病に罹ってしまった場合の治療例
歯周病と全身疾患の関連など
萩原歯科医院の歯周病サイトに詳しく掲載されていますので、ご一読下さい。

歯周病治療特設サイト
「歯周病だから 抜く、その前に」
http://www.shisyuubyou.com/


歯周病は、それ自体の問題だけではなく、実は、冠をかぶせた後や、インプラント治療などが、長くお口の中で機能していくためにも、決して見過ごしてはいけない病気です。


また、歯周病も、ある一線を越えてしまうと、歯周病だけの対応だけではなかなか良い結果を出すことができません。

若い方も、軽症だからと歯周病を軽んじるのではなく、高齢になった時に健康なお口の状況を維持するために、早い時期から歯周病対策をすることが必要です。

歯周病で歯を失った方、噛めない方、など、萩原歯科医院では、多くの重症の患者さんが来院され、歯の悩みを解決しています。

どこで相談したらよいかわからない、
どういう治療が良いかわからない、
など、歯に対する不安、悩みをお持ちの方は、どうぞ、萩原歯科医院の日曜相談会をご利用ください。

次回は、7月31日、
その次は、8月7日に行います。
その後は、診療所の夏季休業になりその後の開催は8月の下旬になる予定です。

日曜相談は、お一人の患者さんに約1時間の時間を取って、じっくりとお話を伺いますので、人数が限定されております。

ご希望の方は、お早めにお電話でお問い合わせください。
0120-185-255



歯の悩みは、
大変デリケートな部分を含み、お口の悩みがなくなると、驚くほど明るく変わります。

患者さんの明るい表情が長期間続くような治療、それこそが、歯科医師としての本当の技量であり、歯科医師としての使命だと私は思っています。

*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、レントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。


メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)


萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。

下記の、医院特設サイトもご覧ください。

入れ歯治療特設サイト
「噛めない入れ歯は意味がない」
http://www.ireba-info.jp/

インプラント特設サイト
「不安の少ないインプラント」
http://www.implant-info.jp/

「入れ歯+インプラント」併用治療特設サイト
http://www.ireba-implant.com/

歯周病治療特設サイト
「歯周病だから 抜く、その前に」
http://www.shisyuubyou.com/

私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院特設サイト
「やり直しのない歯科治療を」
 http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/




「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります 
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します

歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。



東京 池袋 萩原歯科医院

          萩原 眞
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dentalhagiwaradentalhagiwara at 07:34│コメント(0)歯磨きの底力 │

2011年07月28日

「歯周病が糖尿病を悪化させる。」
「糖尿病の人は、そうでない人に比べて2~3倍歯周病になりやすい。」
「今や、歯周病は糖尿病の6番目の合併症と言われています。」

ご機嫌いかがですか。
萩原歯科医院 萩原です。

冒頭の話は、7月26日日本経済新聞夕刊に、徳島大学大学院の永田俊彦教授が徳島大学病院の「糖尿病教室」で患者や家族に向けて語りかけた内容として、記載されています。

歯周病を治療すると、糖尿病の血糖値が改善されることも知られています。


今日も、今週、日本経済新聞でシリーズ化されている「歯磨きの底力」7月26日版をもとに、口腔ケアの重要性についてお知らせいたします。


新聞記事でも述べられていますが、歯周病は、歯肉、歯根、歯槽骨などの歯周組織に起こる進行性の細菌感染症で、多くの成人がかかっている病気です。
歯肉に腫れや出血がおこる歯肉炎は、成人の約8割が罹っているとも言われています。

歯周病は、歯周ポケット(歯と歯肉の間の隙間)にたまった歯垢(しこう・プラークとも言う)が、大きな原因です。

この歯垢、漢字を眺めると、歯についた汚れのように感じるかもしれませんが、実は、1ミリグラムあたり1億~10億個もの細菌が含まれているものです。

歯周病になると、歯を支えている歯槽骨が溶けて、歯そのものは何のダメージも受けていないのに、ぐらぐらになり、最終的には自然に抜けてしまうこともあります。

失われた骨はもとに戻すことができないうえ、ひどい痛みなども少なく進行するため、"静かな病"とも言われています。

歯周病は、歯周組織が、細菌の攻撃に対して、免疫機能を働かせて防戦するものの、過剰な免疫反応が続いて、免疫物質が自らの歯槽骨を溶かして進んでいきます。


歯周病の治療は、歯科医院での歯石の除去や歯根面の処理を進めるとともに、ホームケアとしての家庭での歯磨きを主体とする口腔ケアが欠かせません。
歯石


また、治療の前後での歯周ポケットの深さを測定すること、治療によってどれくらい改善されたか、または、どこが不十分か、をしっかりと確認して、全体のポケットの数値に改善が見られるまで治療を繰り返すことが必要です。


歯周病治療の本当の話、
歯周病を繰り返さないこと
歯周病だからと言ってすぐに抜かずに、検査や治療を行うこと、
歯周病と全身疾患の関連など
萩原歯科医院の歯周病サイトに詳しく掲載されていますので、ご一読下さい。

歯周病治療特設サイト
「歯周病だから 抜く、その前に」
http://www.shisyuubyou.com/


歯周病治療でも、やはりホームケアは大切。

「たかが歯磨き、されど歯磨き」
です。

歯磨きは、大きな底力を秘めています。



今日は、一般的な歯周病のお話でしたが、
個別に歯の悩みをお持ちの方は、どうぞ、萩原歯科医院の日曜相談会をご利用ください。

次回は、7月31日、
その次は、8月7日に行います。
その後は、診療所の夏季休業になります。

日曜相談は、お一人の患者さんに約1時間の時間を取って、じっくりとお話を伺いますので、人数が限定されております。

ご希望の方は、お早めにお電話でお問い合わせください。
0120-185-255



歯の悩みは、
大変デリケートな部分を含み、お口の悩みがなくなると、驚くほど明るく変わります。

患者さんの明るい表情が長期間続くような治療、それこそが、歯科医師としての本当の技量であり、歯科医師としての使命だと私は思っています。

*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、レントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。


メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)


萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。

下記の、医院特設サイトもご覧ください。

入れ歯治療特設サイト
「噛めない入れ歯は意味がない」
http://www.ireba-info.jp/

インプラント特設サイト
「不安の少ないインプラント」
http://www.implant-info.jp/

「入れ歯+インプラント」併用治療特設サイト
http://www.ireba-implant.com/

歯周病治療特設サイト
「歯周病だから 抜く、その前に」
http://www.shisyuubyou.com/

私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院特設サイト
「やり直しのない歯科治療を」
 http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/




「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります 
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します

歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。



東京 池袋 萩原歯科医院

          萩原 眞
          萩原 麗子

dentalhagiwaradentalhagiwara at 01:19│コメント(0)歯磨きの底力 │

2011年07月27日

歯や口の衛生管理を行うことで、特に高齢者などの方の肺炎のリスクを減らすことができます。
今日は、今週、日本経済新聞でシリーズ化されている「歯磨きの底力」をもとに、口腔ケアの重要性についてお知らせいたします。

ご機嫌いかがですか。
萩原歯科医院 萩原です。


日本経済新聞の記事にも書いてありますが、今、被災地では、お年寄りらの誤嚥性肺炎の問題を解消するために、口腔ケアが重要視されています。

震災直後は、さまざまな大きな問題が起こり、歯や口のケアまでは、なかなか手が回りませんが、実は、口腔ケアは健康維持に大変大きな力を発揮します。

記事は、大学のチームが、南三陸町の避難所や民家、気仙沼市の福祉施設に口腔ケアの活動を行っているとのことでした。


もともとお年寄りは、嚥下機能が低下しており、口腔内の衛生環境が悪化すると、口の中の細菌が肺に入り、肺炎のリスクが一気に高まります。

特に、災害時には、口腔ケアがどうしても難しい状況になります。
阪神大震災の時にも、多くの災害関連死を招きました。

社)日本口腔ケア学会
http://www.oralcare-jp.org/
では、災害時の口腔ケア・歯科治療 平易な「Q&A」として、
わかりやすくまとめた解説が掲載してあります。


大規模災害時の歯や口の衛生管理は、命に直結する緊急対策と認識されていますが、
実は、日常的にも、口腔ケアは誤嚥性肺炎を防ぐために大変有効です。


高齢者の施設や病院に入院している患者さんの口腔ケアについて、
日常の口腔ケアをきちんと行うことで、肺炎の患者数が劇的に減ったという報告は、たくさん出されています。

もし、ご家族に、飲み込む力が弱くなってきたお年寄りや、何らかの病気で嚥下しにくい方がいらしたら、
少しだけでも口腔ケアに心を配ることで、肺炎のリスクを減らすことが可能です。

私の親も高齢で少し離れたところに住んでいますが、1週間に一度訪ねて行って、歯磨きを行います。

高齢になったからと言って、歯磨きが一人でできないわけではありませんが、
年齢が上がるにつれて、手の動かし方も以前のようにはできなくなってきているので、
私が、丁寧に時間をかけて奥の方の歯や、歯の裏側などをきれいにしてきます。

歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯の間の汚れも落としてきます。


口腔ケアは、本来は毎日行うことがベストですが、
私が歯磨きをしていなかった頃に比べると、
たとえ1週間に一度でも、丁寧な口腔ケアの継続で、明らかに歯肉の炎症がなくなりました。
口の中のネバつきもなくなりました。

不思議なことに、歯磨きやぶくぶくうがいを繰り返すことで、日頃使わない口の周りの筋肉を使うために、
口の周りの皮膚の張りが戻り、飲み込みの力も少し戻ってきました。

「たかが歯磨き、されど歯磨き」
です。

歯磨きは、大きな底力を秘めています。


今日は、一般的な、歯磨きのお話でした。

ご自身の歯の悩みをお持ちの方は、どうぞ、萩原歯科医院の日曜相談会をご利用ください。

次回の日曜相談会は、7月31日に行います。
お一人の患者さんに約1時間の時間を取って、じっくりとお話を伺いますので、
人数が限定されております。

残り枠は、あとわずかですが、ご希望の方は、お早めにお電話でお問い合わせください。
0120-185-255



歯の悩みは、
大変デリケートな部分を含み、お口の悩みがなくなると、驚くほど明るく変わります。

患者さんの明るい表情が長期間続くような治療、それこそが、歯科医師としての本当の技量であり、歯科医師としての使命だと私は思っています。

*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、レントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。


メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)


萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。

下記の、医院特設サイトもご覧ください。

入れ歯治療特設サイト
「噛めない入れ歯は意味がない」
http://www.ireba-info.jp/

インプラント特設サイト
「不安の少ないインプラント」
http://www.implant-info.jp/

「入れ歯+インプラント」併用治療特設サイト
http://www.ireba-implant.com/

歯周病治療特設サイト
「歯周病だから 抜く、その前に」
http://www.shisyuubyou.com/

私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院特設サイト
「やり直しのない歯科治療を」
 http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/




「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります 
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します

歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。



東京 池袋 萩原歯科医院

          萩原 眞
          萩原 麗子


dentalhagiwaradentalhagiwara at 19:12│コメント(0)歯磨きの底力 │