2011年07月16日
将来を見通した長持ちのする治療法を探るためには、いくつかの治療を組み合わせる必要が出てきます。歯の状態がある一線を越えると、一つの専門知識だけでは対応が難しく、トータルに考える診断力が必要とされます。このところ、そういった、あちこちの歯が悪くなってしまった患者さんの相談が増えています。
ご機嫌いかがですか。
萩原歯科医院 萩原です。
最近、相談希望の患者さんがさらに増え、遠方からも暑い中、わざわざ来院してくださいます。
相談の患者さんが増えることは、
「おかげさまで」と言うべきなのかもしれませんが、
こんなにも歯で困っている患者さん、しかも、
ほとんどが本当に大変な状態の方が、次から次へと多くいらっしゃるのを目の当たりにすると、
歯科医師は他にもたくさんいるはずなのに、と複雑な気持ちにさせられます。
多くの患者さんが
「私のように歯が悪い患者は、先生も見たことがないと思いますが…」
と、切りだします。
「大丈夫です。
萩原歯科医院には、たくさんの重症の方が来院されていますので、
まず驚くことはありません。」と私が答えると、
ほっと、患者さんの表情が緩みます。
そうした相談を続けている中で最近、特に気になるのは、トータルの診断力の必要性です。
患者さんのお口の状態が、ある一線を越えてしまうと、
あらゆる分野の知識と治療経験を持った歯科医師でないと、
お口の中全体の治療がうまくいかない場合が、しばしば起こります。
人間の口の中は、歯周病だけに罹(かか)るわけではありません。
虫歯に対する知識も必要です。
歯周病治療の後で、審美的な詰め物をしなければならない場合もあります。
セラミックの冠を作る場合もあるでしょう。
噛む力を考慮して、セラミックよりも割れにくい材料を検討する必要性も出てくるかもしれません。
ブリッジが必要かもしれません。
入れ歯になるかもしれません。
入れ歯だけでは対応できない場合も多く、
インプラントの技術も欠かせません。
骨が少ない場合に対応するインプラントの最新の技術の習得も必要です。
矯正治療もできなければ、なりませんし、
予防や、メインテンスが不足していては、お口の健康の維持は不可能です。
ここで、ある患者さんのお話をしましょう。
この方は、ある歯科大学の歯周病科に通院されていましたが、抜かなければならない歯も何本かありそうでした。
歯周病治療後にどういった治療法で治していくか、歯周病科の主治医に相談をしても、はっきりとした展望が見えなくて、不安を覚えて来院されました。
歯科大学は最新の研究や治療が行われる専門性の高い施設です。
専門の治療分野についてはおそらく開業医では太刀打ちできないほどの素晴らしい成果を上げていることだと思います。
しかし、ある一線を越えてしまった状態のお口になると、
歯周病だけでは対応しきれなくなることが、よく起こります。
歯周病治療そのものは、もちろん不可欠ですが、その後に進んでいく治療を把握しながら進めていくことも重要な要素です。
歯周病治療後の義歯なり、インプラントなりの治療法を長持ちさせるために、または、うまく機能させるために
・どの位置の歯を残す必要があるか、
・どの歯が、長持ちする治療の「カギ」を握る歯になるか、
・無理に残すことが義歯やインプラントに対して悪影響を及ぼさないか
など、あらゆる状況について、検討をしながら一つ一つ決める必要が生じてきます。
もちろん、そういったことも他科の先生とのコミュニケーションを取りながら見事にされていく歯科医師もいらっしゃいますが、
残念ながら、うまくいっていない場合もあるようです。
専門医の治療を受けているが、将来的な見通しについて、話を聞くことができない、との理由で、少なくない人数の方が相談に来院されています。
インプラント専門医に通われた患者さんも
片方の顎は、インプラントで良いものの、もう片方の顎は入れ歯治療になり、入れ歯が全くうまくいかないことから、相談に見えました。
あるいは、
インプラントはうまくいったものの、その歯と噛みあうもう一方の顎の歯の歯周病治療が行われていなかったために、歯周病にかかっている歯がインプラントの歯に負けてしまって、悪化した方もいます。
インプラントをしたら、その歯以外の部分がどうなるかまでも考える必要があるのです。
治療すべき点が、インプラントだけ、という場合には、あまり問題は起こらないと思います。
が、ある一線を越えてしまっているお口の状態では、
「歯周病治療も必要、」
「入れ歯治療も考えなければならない、」
「必要とあれば部分的な矯正治療も行ってから最終のものを作る必要がある、」
などという場合が多いのが実情です。
せっかく治した治療がすぐに使えなくなることがおきないように、
慎重に、トータルで考えることが欠かせません。
歯科治療は、掛け算だと、私は考えています。
萩原歯科は、大学や、ある専門性の高い分野を持つ歯科医師のように、一つ一つの分野のレベルが100点だとは、もちろん思っていません。
りっばな技術や知識を持った歯科医師はたくさんいると思います。
しかし、私は、一つのことだけに突出するだけでは、難しい症例には太刀打ちできないと思っています。
歯周病も、入れ歯も、インプラントも、予防も、審美も、メインテナンスも、すべての分野で、80点の合格点以上を取れるように研鑽を積んでいなければ、やり直しのない治療、長持ちする治療をすることはなかなか難しいと思っています。
実際に、相談に来院される患者さんの多くは、すでに治療をされている方ばかりです。
しかも、比較的短い期間でやり直す必要が出てきているようです。
具体的に、掛け算の話を少ししてみましょう。
例えば、インプラント治療が100点以上の力を持っていても、
歯周病治療や予防のレベルが0点に近かったら、その方のお口の治療は、長持ちするかどうかわわからない、という懸念が出てきます
つまり、私が考える「長期間のお口全体の健康維持」としては、あまり高いレベルの治療にならない、と思います。
長くなってしまいました。
まだまだお知らせしたい話がたくさんあります。
虫歯治療の新しい考え方が2000年に国際歯科連盟から出されたものの、まだ、「黒くなっているから削ろう」という治療も行われているようです。
本当に削って治療をする必要があるかどうか、その基準が新しくなり、
以前は削っていた虫歯も、削ることによる弊害を考慮するようになりました。
「歯の色が少し変わったからと言って、すぐに削って詰めるのは待ってください。」
といった、虫歯治療の話もお知らせしたい分野です。
その一方で、
歯を残すことをまず考えることが基本ですが、意味もなく残しておくことで顎の骨を失ってしまう場合もあります。
抜きたくないお気持ちもよく理解しつつ、ある一線を越えてしまった歯周病の歯を残すことの弊害があることもお知らせしたい分野です。
また改めて、ご報告いたします。
歯の悩みは、
大変デリケートな部分を含み、お口の悩みがなくなると、驚くほど明るく変わります。
患者さんの明るい表情が長期間続くような治療、それこそが、歯科医師としての本当の技量であり、歯科医師としての使命だと私は思っています。
歯科について、こんなことを相談してもいいのだろうか、
誰に相談したらよいだろう、と悩んでいる方は、
どうぞ、一度、萩原歯科医院の日曜無料相談会をご利用ください。
次回は、7月24日に日曜相談会を予定しています。
お一人の患者さんに約1時間の時間を取って、じっくりとお話を伺いますので、
人数が限定されております。
ご希望の方は、お早めにお電話でお問い合わせください。
0120-185-255
*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、レントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。
メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)
萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
下記の、医院特設サイトもご覧ください。
入れ歯治療特設サイト
「噛めない入れ歯は意味がない」
http://www.ireba-info.jp/
インプラント特設サイト
「不安の少ないインプラント」
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」併用治療特設サイト
http://www.ireba-implant.com/
歯周病治療特設サイト
「歯周病だから 抜く、その前に」
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院特設サイト
「やり直しのない歯科治療を」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
ご機嫌いかがですか。
萩原歯科医院 萩原です。
最近、相談希望の患者さんがさらに増え、遠方からも暑い中、わざわざ来院してくださいます。
相談の患者さんが増えることは、
「おかげさまで」と言うべきなのかもしれませんが、
こんなにも歯で困っている患者さん、しかも、
ほとんどが本当に大変な状態の方が、次から次へと多くいらっしゃるのを目の当たりにすると、
歯科医師は他にもたくさんいるはずなのに、と複雑な気持ちにさせられます。
多くの患者さんが
「私のように歯が悪い患者は、先生も見たことがないと思いますが…」
と、切りだします。
「大丈夫です。
萩原歯科医院には、たくさんの重症の方が来院されていますので、
まず驚くことはありません。」と私が答えると、
ほっと、患者さんの表情が緩みます。
そうした相談を続けている中で最近、特に気になるのは、トータルの診断力の必要性です。
患者さんのお口の状態が、ある一線を越えてしまうと、
あらゆる分野の知識と治療経験を持った歯科医師でないと、
お口の中全体の治療がうまくいかない場合が、しばしば起こります。
人間の口の中は、歯周病だけに罹(かか)るわけではありません。
虫歯に対する知識も必要です。
歯周病治療の後で、審美的な詰め物をしなければならない場合もあります。
セラミックの冠を作る場合もあるでしょう。
噛む力を考慮して、セラミックよりも割れにくい材料を検討する必要性も出てくるかもしれません。
ブリッジが必要かもしれません。
入れ歯になるかもしれません。
入れ歯だけでは対応できない場合も多く、
インプラントの技術も欠かせません。
骨が少ない場合に対応するインプラントの最新の技術の習得も必要です。
矯正治療もできなければ、なりませんし、
予防や、メインテンスが不足していては、お口の健康の維持は不可能です。
ここで、ある患者さんのお話をしましょう。
この方は、ある歯科大学の歯周病科に通院されていましたが、抜かなければならない歯も何本かありそうでした。
歯周病治療後にどういった治療法で治していくか、歯周病科の主治医に相談をしても、はっきりとした展望が見えなくて、不安を覚えて来院されました。
歯科大学は最新の研究や治療が行われる専門性の高い施設です。
専門の治療分野についてはおそらく開業医では太刀打ちできないほどの素晴らしい成果を上げていることだと思います。
しかし、ある一線を越えてしまった状態のお口になると、
歯周病だけでは対応しきれなくなることが、よく起こります。
歯周病治療そのものは、もちろん不可欠ですが、その後に進んでいく治療を把握しながら進めていくことも重要な要素です。
歯周病治療後の義歯なり、インプラントなりの治療法を長持ちさせるために、または、うまく機能させるために
・どの位置の歯を残す必要があるか、
・どの歯が、長持ちする治療の「カギ」を握る歯になるか、
・無理に残すことが義歯やインプラントに対して悪影響を及ぼさないか
など、あらゆる状況について、検討をしながら一つ一つ決める必要が生じてきます。
もちろん、そういったことも他科の先生とのコミュニケーションを取りながら見事にされていく歯科医師もいらっしゃいますが、
残念ながら、うまくいっていない場合もあるようです。
専門医の治療を受けているが、将来的な見通しについて、話を聞くことができない、との理由で、少なくない人数の方が相談に来院されています。
インプラント専門医に通われた患者さんも
片方の顎は、インプラントで良いものの、もう片方の顎は入れ歯治療になり、入れ歯が全くうまくいかないことから、相談に見えました。
あるいは、
インプラントはうまくいったものの、その歯と噛みあうもう一方の顎の歯の歯周病治療が行われていなかったために、歯周病にかかっている歯がインプラントの歯に負けてしまって、悪化した方もいます。
インプラントをしたら、その歯以外の部分がどうなるかまでも考える必要があるのです。
治療すべき点が、インプラントだけ、という場合には、あまり問題は起こらないと思います。
が、ある一線を越えてしまっているお口の状態では、
「歯周病治療も必要、」
「入れ歯治療も考えなければならない、」
「必要とあれば部分的な矯正治療も行ってから最終のものを作る必要がある、」
などという場合が多いのが実情です。
せっかく治した治療がすぐに使えなくなることがおきないように、
慎重に、トータルで考えることが欠かせません。
歯科治療は、掛け算だと、私は考えています。
萩原歯科は、大学や、ある専門性の高い分野を持つ歯科医師のように、一つ一つの分野のレベルが100点だとは、もちろん思っていません。
りっばな技術や知識を持った歯科医師はたくさんいると思います。
しかし、私は、一つのことだけに突出するだけでは、難しい症例には太刀打ちできないと思っています。
歯周病も、入れ歯も、インプラントも、予防も、審美も、メインテナンスも、すべての分野で、80点の合格点以上を取れるように研鑽を積んでいなければ、やり直しのない治療、長持ちする治療をすることはなかなか難しいと思っています。
実際に、相談に来院される患者さんの多くは、すでに治療をされている方ばかりです。
しかも、比較的短い期間でやり直す必要が出てきているようです。
具体的に、掛け算の話を少ししてみましょう。
例えば、インプラント治療が100点以上の力を持っていても、
歯周病治療や予防のレベルが0点に近かったら、その方のお口の治療は、長持ちするかどうかわわからない、という懸念が出てきます
つまり、私が考える「長期間のお口全体の健康維持」としては、あまり高いレベルの治療にならない、と思います。
長くなってしまいました。
まだまだお知らせしたい話がたくさんあります。
虫歯治療の新しい考え方が2000年に国際歯科連盟から出されたものの、まだ、「黒くなっているから削ろう」という治療も行われているようです。
本当に削って治療をする必要があるかどうか、その基準が新しくなり、
以前は削っていた虫歯も、削ることによる弊害を考慮するようになりました。
「歯の色が少し変わったからと言って、すぐに削って詰めるのは待ってください。」
といった、虫歯治療の話もお知らせしたい分野です。
その一方で、
歯を残すことをまず考えることが基本ですが、意味もなく残しておくことで顎の骨を失ってしまう場合もあります。
抜きたくないお気持ちもよく理解しつつ、ある一線を越えてしまった歯周病の歯を残すことの弊害があることもお知らせしたい分野です。
また改めて、ご報告いたします。
歯の悩みは、
大変デリケートな部分を含み、お口の悩みがなくなると、驚くほど明るく変わります。
患者さんの明るい表情が長期間続くような治療、それこそが、歯科医師としての本当の技量であり、歯科医師としての使命だと私は思っています。
歯科について、こんなことを相談してもいいのだろうか、
誰に相談したらよいだろう、と悩んでいる方は、
どうぞ、一度、萩原歯科医院の日曜無料相談会をご利用ください。
次回は、7月24日に日曜相談会を予定しています。
お一人の患者さんに約1時間の時間を取って、じっくりとお話を伺いますので、
人数が限定されております。
ご希望の方は、お早めにお電話でお問い合わせください。
0120-185-255
*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、レントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。
メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)
萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
下記の、医院特設サイトもご覧ください。
入れ歯治療特設サイト
「噛めない入れ歯は意味がない」
http://www.ireba-info.jp/
インプラント特設サイト
「不安の少ないインプラント」
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」併用治療特設サイト
http://www.ireba-implant.com/
歯周病治療特設サイト
「歯周病だから 抜く、その前に」
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院特設サイト
「やり直しのない歯科治療を」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
2011年07月13日
先日のメインテナンスに来院されたAさん。20年目のブリッジもインプラントも、何の問題なく機能しています。
この調子なら、まだまだ使い続けることができそうです。
ご機嫌いかがですか。
萩原歯科医院 萩原です。
今日は、25年前、重症の歯周病で、近所の歯科医院で総入れ歯を宣告された46歳のAさん、71歳の今もご自分の歯で健康に生活している様子を報告します。
25年前、大学に勤めていた時に、重症の歯周病で、近所の歯科医院で総入れ歯を宣告された46歳のAさん(男性)を担当することになりました。
その時に、指導を受けていた先生から
「難しい症例だが、歯周病治療をすれば、総入れ歯にしないでも大丈夫、歯を残してブリッジによる治療をすると良いだろう」
と言われ、患者さんと相談をいたしました。
抜いて、総入れ歯にすれば、見た目にはとてもきれいな口元を作ることができました。
その一方で、何とか歯を残すことも可能なくらいの歯を支える骨が残っていることも、検査をしてみて、明らかになりました。
ただし、ブリッジ治療をすることになると、歯周病が進んでいるために、すでに歯の長さが長くなってしまっていて、歯の根元まで冠をかぶせることはできません。
また、ブリッジ治療をした後の毎日のお手入れが大変難しくなるという問題もありました。
患者さんは、審美的に十分な美しさを回復できないこと、毎日のお手入れが難しいこと、も納得して、ブリッジを希望されましたので、その方針でブリッジ治療を進めていきました。
年齢的なこと、話をするときや笑う時に、あまり歯を見せる口元にならなかったことも、ブリッジ治療が可能になった一つの要因です。
その後、私たちは萩原歯科院を開業のため勤めを辞めましたが、開業して3年目の1992年、52歳になったAさんが萩原歯科医院を受診してくれました。
来院時の状態がこの写真です。(Aさん 52歳)
歯の根元まで審査するための大きく唇を上げて撮影していますが、実生活では、歯の根元まではまったく見えません。
大学で治療をしたブリッジは十分に機能していましたが、材料が一般的なものであったため、色が悪くなっていました。
歯周病治療は、定期的にメインテナンスをしなかったことから、下あごの奥の歯を支える骨がなくなっていることがレントゲンでもよくわかります。
右下奥歯、左下奥歯の部分を拡大した写真
徹底した検査をして、歯種病治療をやり直し、使えなくなった下の左右の奥の歯をインプラントに変え、改めてブリッジを作り直ました。
治療を終えてメインテナンスにいらした時、1996年、Aさん 55歳の時の写真です。
2011年、71歳の現在まで20年間、ご自身の歯を維持しながら、なんでも噛める生活を送られています。
最近の写真です。
歯の根元まで冠はかぶせていませんが、ホームケアとメインテナンスで、まったく問題なく使い続けることができています。
Aさんは、45歳の時に総入れ歯になるかも知れないところでしたが、71歳の今も、ご自分の歯で健康に生活しています。
しかも、1992年に行った治療が、20年後の今でも、まったくやり直しをせずに、機能し続けているのです。
これには、ホームケアをしっかりと行ってくださったAさんご自身の日々のお手入れの協力なしには絶対に不可能なことでした。
それとともに、長い期間にわたって、治した状態を維持できるような治療を、歯科医師が提供できることが不可欠です。
20年前のAさんの治療は、2週間に1回の通院ですが、インプラントを行ったこともあって、何か月もかけての、大がかりな治療でした。
Aさんも大変だったことと思います。
でも、インプラントもブリッジも、歯周病も、総合的に考慮した治療を行うことで、それを20年以上維持できていることに、私は、意味を感じます。
一度直したら、もう歯科治療をやりたくないのは、患者さんとして、当然の思いでしょう。
それに、歯科医師として、応えていきたいと思います。
長期にわたって機能し続ける治療を行うためには、
しっかりと検査をして、どの歯がどれくらい機能するか、的確に診断する能力が必要です。
また、
・どういう治療をしたら、どのようなストレスが歯にかかるか
・どのような設計をしていれば、万が一、歯が弱くなった時に、やり直しをしないで対処できるか
・長い期間維持するために、メインテナンス時にどのようなプログラムを行う必要があるか
・メインテナンスの間隔は何か月が最適か
など、他にもいろいろな事項のすべてに対応できる知識と技術と経験がないと、長期間の健康の維持は難しくなります。
そのために
新しい考え方が次々に出てくる歯科界ですので、勉強を怠ることはできません
診療をしながらの研修会参加は、ほとんどプライベートな休みがないほどです。
しかし、
何十年にもわたって、治療をやり直すことなく、維持している患者さんがAさんの他にも大勢いらっしゃることは、
歯科医師として、私の宝物です。
幼いころから萩原歯科医院に通っていて、虫歯ゼロのお口を維持している高校生、大学生達も、私の財産です。
前述のAさんは、今でもなんでも噛めて、大変お元気で、旅行などを楽しんでいらっしゃいます。
ところで、この10年ほど、なぜか、萩原歯科医院には、他の歯科医院で手の施しようがないと言われた、という患者さんが大勢来院されます。
今まで歯で本当に苦労された方が多く、来院されて、ここの歯科医院のシステムや理想とするやり直しのない治療の話を聞くと、
みなさん同じように
「もっと早く来院すればよかった」と、おっしゃいます。
歯の悩みは、
大変デリケートな部分を含み、お口の悩みがなくなると、悩んでいた患者さんの表情が、驚くほど明るく変わります。
患者さんの明るい表情が長期間続くような治療、それこそが、歯科医師としての本当の技量であり、歯科医師としての使命だと私は思っています。
歯科について、こんなことを相談してもいいのだろうか、
誰に相談したらよいだろう、と悩んでいる方は、
どうぞ、一度、萩原歯科医院の日曜無料相談会をご利用ください。
メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)
*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、レントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。
萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
下記の、医院特設サイトもご覧ください。
噛めない入れ歯は意味がない
http://www.ireba-info.jp/
不安の少ないインプラント
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
http://www.ireba-implant.com/
まだ間に合う歯周病治療とアフターケア
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
この調子なら、まだまだ使い続けることができそうです。
ご機嫌いかがですか。
萩原歯科医院 萩原です。
今日は、25年前、重症の歯周病で、近所の歯科医院で総入れ歯を宣告された46歳のAさん、71歳の今もご自分の歯で健康に生活している様子を報告します。
25年前、大学に勤めていた時に、重症の歯周病で、近所の歯科医院で総入れ歯を宣告された46歳のAさん(男性)を担当することになりました。
その時に、指導を受けていた先生から
「難しい症例だが、歯周病治療をすれば、総入れ歯にしないでも大丈夫、歯を残してブリッジによる治療をすると良いだろう」
と言われ、患者さんと相談をいたしました。
抜いて、総入れ歯にすれば、見た目にはとてもきれいな口元を作ることができました。
その一方で、何とか歯を残すことも可能なくらいの歯を支える骨が残っていることも、検査をしてみて、明らかになりました。
ただし、ブリッジ治療をすることになると、歯周病が進んでいるために、すでに歯の長さが長くなってしまっていて、歯の根元まで冠をかぶせることはできません。
また、ブリッジ治療をした後の毎日のお手入れが大変難しくなるという問題もありました。
患者さんは、審美的に十分な美しさを回復できないこと、毎日のお手入れが難しいこと、も納得して、ブリッジを希望されましたので、その方針でブリッジ治療を進めていきました。
年齢的なこと、話をするときや笑う時に、あまり歯を見せる口元にならなかったことも、ブリッジ治療が可能になった一つの要因です。
その後、私たちは萩原歯科院を開業のため勤めを辞めましたが、開業して3年目の1992年、52歳になったAさんが萩原歯科医院を受診してくれました。
来院時の状態がこの写真です。(Aさん 52歳)
歯の根元まで審査するための大きく唇を上げて撮影していますが、実生活では、歯の根元まではまったく見えません。
大学で治療をしたブリッジは十分に機能していましたが、材料が一般的なものであったため、色が悪くなっていました。
歯周病治療は、定期的にメインテナンスをしなかったことから、下あごの奥の歯を支える骨がなくなっていることがレントゲンでもよくわかります。
右下奥歯、左下奥歯の部分を拡大した写真
徹底した検査をして、歯種病治療をやり直し、使えなくなった下の左右の奥の歯をインプラントに変え、改めてブリッジを作り直ました。
治療を終えてメインテナンスにいらした時、1996年、Aさん 55歳の時の写真です。
2011年、71歳の現在まで20年間、ご自身の歯を維持しながら、なんでも噛める生活を送られています。
最近の写真です。
歯の根元まで冠はかぶせていませんが、ホームケアとメインテナンスで、まったく問題なく使い続けることができています。
Aさんは、45歳の時に総入れ歯になるかも知れないところでしたが、71歳の今も、ご自分の歯で健康に生活しています。
しかも、1992年に行った治療が、20年後の今でも、まったくやり直しをせずに、機能し続けているのです。
これには、ホームケアをしっかりと行ってくださったAさんご自身の日々のお手入れの協力なしには絶対に不可能なことでした。
それとともに、長い期間にわたって、治した状態を維持できるような治療を、歯科医師が提供できることが不可欠です。
20年前のAさんの治療は、2週間に1回の通院ですが、インプラントを行ったこともあって、何か月もかけての、大がかりな治療でした。
Aさんも大変だったことと思います。
でも、インプラントもブリッジも、歯周病も、総合的に考慮した治療を行うことで、それを20年以上維持できていることに、私は、意味を感じます。
一度直したら、もう歯科治療をやりたくないのは、患者さんとして、当然の思いでしょう。
それに、歯科医師として、応えていきたいと思います。
長期にわたって機能し続ける治療を行うためには、
しっかりと検査をして、どの歯がどれくらい機能するか、的確に診断する能力が必要です。
また、
・どういう治療をしたら、どのようなストレスが歯にかかるか
・どのような設計をしていれば、万が一、歯が弱くなった時に、やり直しをしないで対処できるか
・長い期間維持するために、メインテナンス時にどのようなプログラムを行う必要があるか
・メインテナンスの間隔は何か月が最適か
など、他にもいろいろな事項のすべてに対応できる知識と技術と経験がないと、長期間の健康の維持は難しくなります。
そのために
新しい考え方が次々に出てくる歯科界ですので、勉強を怠ることはできません
診療をしながらの研修会参加は、ほとんどプライベートな休みがないほどです。
しかし、
何十年にもわたって、治療をやり直すことなく、維持している患者さんがAさんの他にも大勢いらっしゃることは、
歯科医師として、私の宝物です。
幼いころから萩原歯科医院に通っていて、虫歯ゼロのお口を維持している高校生、大学生達も、私の財産です。
前述のAさんは、今でもなんでも噛めて、大変お元気で、旅行などを楽しんでいらっしゃいます。
ところで、この10年ほど、なぜか、萩原歯科医院には、他の歯科医院で手の施しようがないと言われた、という患者さんが大勢来院されます。
今まで歯で本当に苦労された方が多く、来院されて、ここの歯科医院のシステムや理想とするやり直しのない治療の話を聞くと、
みなさん同じように
「もっと早く来院すればよかった」と、おっしゃいます。
歯の悩みは、
大変デリケートな部分を含み、お口の悩みがなくなると、悩んでいた患者さんの表情が、驚くほど明るく変わります。
患者さんの明るい表情が長期間続くような治療、それこそが、歯科医師としての本当の技量であり、歯科医師としての使命だと私は思っています。
歯科について、こんなことを相談してもいいのだろうか、
誰に相談したらよいだろう、と悩んでいる方は、
どうぞ、一度、萩原歯科医院の日曜無料相談会をご利用ください。
メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)
*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、レントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。
萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
下記の、医院特設サイトもご覧ください。
噛めない入れ歯は意味がない
http://www.ireba-info.jp/
不安の少ないインプラント
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
http://www.ireba-implant.com/
まだ間に合う歯周病治療とアフターケア
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
2011年07月09日
噛めないと、やわらかい菓子パンやケーキを牛乳に浸して食べるので、かえって太ってしまう方が、少なからずいらっしゃるのをご存知ですか?
「ものが全く噛めない」「食べられない」ことが悩みの患者さんが来院されました。
ご機嫌いかがですか。萩原歯科医院 萩原です。
来院時の患者さんは、重度の歯周病にかかっていていました。
ほとんどすべての歯がぐらぐらで、噛むことができません。
とにかく、普通の食事ができるようになりたいということを希望されて来院されました。
萩原歯科医院では、まず、精密な検査を行って、お口全体の状態を審査し、長持ちをする治療計画を立てます。その後、患者さんのご希望をうかがいながら、治療方法を選択、治療後に悪くならないようにホームケアの指導も行いながら、噛める治療、長持ちをする治療をしていきます。
この方は、どの歯も根の先端まで歯を支える骨がなくなっていて、残念ならが歯を残すことはできませんでした。
インプラントによるall on 4(オール オン フォー)も検討しましたが、費用が高額になるため、『しっかりとなんでも噛める総入れ歯治療』を行いました。
入れ歯では噛めないと言われる方も多いようですが、高い技術と経験をもとに作られた総入れ歯は、ほとんどなんでも噛めるようになります。
逆に、たとえ、見た目がきれいな入れ歯を作っても、それがきちんと機能して、噛めない入れ歯では全く意味がありません。
さたに、萩原歯科の入れ歯は、夜も外さずになることができる入れ歯ですので、旅行なども躊躇なくいくことができて、患者さんに好評です。
この患者さんですが、噛めなかった頃より、噛める総入れ歯になってから、すっきりとした体形に変わりました。
噛めなかったときには、やわらかい食品しか食べることができず、つい、食べやすいやわらかい甘いもの、つまり、カロリーが高いものばかりを選んで食べていました。
噛めないことから満腹感も起きにくくなっていました。
食べられる食品も大きく偏っていました。
まず、野菜やリンゴなど、まったく食べることができませんでした。
肉類も無理でした。
ほとんど、丸のみで食べられるものだけで、食事をしていたのです。
当然、ごく限られたものばかりを食べていたために、栄養の偏りも起きていました。
噛めるようになって、
野菜が食べられるようになりました。
お漬物やリンゴも食べられるようになりました。
噛み応えのある肉類も食べられるようになりました。
しっかりと何回も噛むことで、満腹感を引き起こすことができるようになりました。
そして、健康的な食事ができるようになり、すっきりとした体形に変化したのです。
噛めないと痩せるわけではありません。
かえって太ることもあります。
噛めることは、肥満を防止するためにも大切な条件です。
歯科について、こんなことを相談してもいいのだろうか、
誰に相談したらよいだろう、と悩んでいる方は、
どうぞ、一度、萩原歯科医院の日曜無料相談会をご利用ください。
メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)
*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、レントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。
萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
下記の、医院特設サイトもご覧ください。
噛めない入れ歯は意味がない
http://www.ireba-info.jp/
不安の少ないインプラント
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
http://www.ireba-implant.com/
まだ間に合う歯周病治療とアフターケア
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
「ものが全く噛めない」「食べられない」ことが悩みの患者さんが来院されました。
ご機嫌いかがですか。萩原歯科医院 萩原です。
来院時の患者さんは、重度の歯周病にかかっていていました。
ほとんどすべての歯がぐらぐらで、噛むことができません。
とにかく、普通の食事ができるようになりたいということを希望されて来院されました。
萩原歯科医院では、まず、精密な検査を行って、お口全体の状態を審査し、長持ちをする治療計画を立てます。その後、患者さんのご希望をうかがいながら、治療方法を選択、治療後に悪くならないようにホームケアの指導も行いながら、噛める治療、長持ちをする治療をしていきます。
この方は、どの歯も根の先端まで歯を支える骨がなくなっていて、残念ならが歯を残すことはできませんでした。
インプラントによるall on 4(オール オン フォー)も検討しましたが、費用が高額になるため、『しっかりとなんでも噛める総入れ歯治療』を行いました。
入れ歯では噛めないと言われる方も多いようですが、高い技術と経験をもとに作られた総入れ歯は、ほとんどなんでも噛めるようになります。
逆に、たとえ、見た目がきれいな入れ歯を作っても、それがきちんと機能して、噛めない入れ歯では全く意味がありません。
さたに、萩原歯科の入れ歯は、夜も外さずになることができる入れ歯ですので、旅行なども躊躇なくいくことができて、患者さんに好評です。
この患者さんですが、噛めなかった頃より、噛める総入れ歯になってから、すっきりとした体形に変わりました。
噛めなかったときには、やわらかい食品しか食べることができず、つい、食べやすいやわらかい甘いもの、つまり、カロリーが高いものばかりを選んで食べていました。
噛めないことから満腹感も起きにくくなっていました。
食べられる食品も大きく偏っていました。
まず、野菜やリンゴなど、まったく食べることができませんでした。
肉類も無理でした。
ほとんど、丸のみで食べられるものだけで、食事をしていたのです。
当然、ごく限られたものばかりを食べていたために、栄養の偏りも起きていました。
噛めるようになって、
野菜が食べられるようになりました。
お漬物やリンゴも食べられるようになりました。
噛み応えのある肉類も食べられるようになりました。
しっかりと何回も噛むことで、満腹感を引き起こすことができるようになりました。
そして、健康的な食事ができるようになり、すっきりとした体形に変化したのです。
噛めないと痩せるわけではありません。
かえって太ることもあります。
噛めることは、肥満を防止するためにも大切な条件です。
歯科について、こんなことを相談してもいいのだろうか、
誰に相談したらよいだろう、と悩んでいる方は、
どうぞ、一度、萩原歯科医院の日曜無料相談会をご利用ください。
メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)
*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、レントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。
萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
下記の、医院特設サイトもご覧ください。
噛めない入れ歯は意味がない
http://www.ireba-info.jp/
不安の少ないインプラント
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
http://www.ireba-implant.com/
まだ間に合う歯周病治療とアフターケア
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
2011年06月29日
最近、歯周病がずいぶん注目されるようになってきました。歯周病は、静かに進行する病気と言われ、知らないうちに進行して、せっかく治療をした歯も抜けてしまうことさえある恐ろしい病気です。NHK「ためしてガッテン」などでも取りあげられていますね。
毎日暑い日が続いています。
節電のために、萩原歯科医院でも、トイレや昼休みにしか使わない医局の電気を消しています。トイレについてはお使いになるたびのスイッチ操作を皆様に、ご協力いただいております。
ご機嫌いかがですか。萩原歯科医院 萩原です。
さて、今日は、歯周病の恐ろしさについてお話いたします。
ここに、一人の患者さんの例をあげましょう。
この方は、萩原歯科に相談に見える前、他の歯科医院で前歯を含む多くの歯の治療をしていました。
上の前歯が、白い冠の治療をしてあるのが、お分かりかと思います。
しかし、歯周病治療をしていなかったために、歯周病が進行して、顎の骨を失い、歯の根が長く見えてきてしまっています。
いくつかの歯は動揺して、ぐらぐらでした。
少しでも押さえたら、それだけで抜けてしまいそうな歯もありました。
食物をかむことも大変難しい状況です。レントゲン写真や歯周ポケット測定もしましたが、残すことは難しいと診断しました。
私たちは、治療をしたのに、このようになってしまっては、治療をした価値がなくなってしまうのではないかと、考えています。
せっかく治療をするのです。
その状態を精一杯長く保つための治療を行うのが、患者さんにとって望ましいことではないかと思っています。
少なくとも、私が治療を受けるのであれば、せっかく治した治療は、できるだけ長もちをしてほしいと思います。
当院に来院された患者さんが、他の歯科医院とまったく違うと感じられるものの一つが、徹底した歯周病検査と、歯周病治療でしょう。
入れ歯もインプラントも、審美治療も矯正治療も、どんな治療であれ、萩原歯科医院では歯周病の検査と治療を行わない患者さんはいません。
それは、私たちが、歯周病の恐ろしさを十分に知っているからであり、
歯周病を治して、それが進行しないように定期的に監視していかないと、
どんなに最高の治療をした歯でも、歯を支える骨が失われ、
治療のやり直しや、歯そのものが抜けてしまうことさえ起こることが明らかだからです。
この患者さんは、治療をして、このように変わりました。
治療後は自信を持って笑えるようになったそうで、明るい笑顔が戻りました。
今まで負担に思っていた外食も何の心配もなく行けるようになったそうです。
噛めるようになったことは、お口のまわりの皮膚の張りの違いではっきりと分かります。
お口の悩みがなくなると、生活そのものが変わります。
このように、
歯周病は、決してないがしろにできない病気です。
治した治療が無駄になってしまう可能性も起こってきます。
どのような治療法の場合でも、歯周病治療をしっかりと行うこと。
それを忘れないことが、快適なお口の健康を維持するポイントでしょう。
歯科について、こんなことを相談してもいいのだろうか、
誰に相談したらよいだろう、と悩んでいる方は、
どうぞ、一度、萩原歯科医院の日曜無料相談会をご利用ください。
メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)
*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、レントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。
萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
下記の、医院特設サイトもご覧ください。
噛めない入れ歯は意味がない
http://www.ireba-info.jp/
不安の少ないインプラント
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私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
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「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
毎日暑い日が続いています。
節電のために、萩原歯科医院でも、トイレや昼休みにしか使わない医局の電気を消しています。トイレについてはお使いになるたびのスイッチ操作を皆様に、ご協力いただいております。
ご機嫌いかがですか。萩原歯科医院 萩原です。
さて、今日は、歯周病の恐ろしさについてお話いたします。
ここに、一人の患者さんの例をあげましょう。
この方は、萩原歯科に相談に見える前、他の歯科医院で前歯を含む多くの歯の治療をしていました。
上の前歯が、白い冠の治療をしてあるのが、お分かりかと思います。
しかし、歯周病治療をしていなかったために、歯周病が進行して、顎の骨を失い、歯の根が長く見えてきてしまっています。
いくつかの歯は動揺して、ぐらぐらでした。
少しでも押さえたら、それだけで抜けてしまいそうな歯もありました。
食物をかむことも大変難しい状況です。レントゲン写真や歯周ポケット測定もしましたが、残すことは難しいと診断しました。
私たちは、治療をしたのに、このようになってしまっては、治療をした価値がなくなってしまうのではないかと、考えています。
せっかく治療をするのです。
その状態を精一杯長く保つための治療を行うのが、患者さんにとって望ましいことではないかと思っています。
少なくとも、私が治療を受けるのであれば、せっかく治した治療は、できるだけ長もちをしてほしいと思います。
当院に来院された患者さんが、他の歯科医院とまったく違うと感じられるものの一つが、徹底した歯周病検査と、歯周病治療でしょう。
入れ歯もインプラントも、審美治療も矯正治療も、どんな治療であれ、萩原歯科医院では歯周病の検査と治療を行わない患者さんはいません。
それは、私たちが、歯周病の恐ろしさを十分に知っているからであり、
歯周病を治して、それが進行しないように定期的に監視していかないと、
どんなに最高の治療をした歯でも、歯を支える骨が失われ、
治療のやり直しや、歯そのものが抜けてしまうことさえ起こることが明らかだからです。
この患者さんは、治療をして、このように変わりました。
治療後は自信を持って笑えるようになったそうで、明るい笑顔が戻りました。
今まで負担に思っていた外食も何の心配もなく行けるようになったそうです。
噛めるようになったことは、お口のまわりの皮膚の張りの違いではっきりと分かります。
お口の悩みがなくなると、生活そのものが変わります。
このように、
歯周病は、決してないがしろにできない病気です。
治した治療が無駄になってしまう可能性も起こってきます。
どのような治療法の場合でも、歯周病治療をしっかりと行うこと。
それを忘れないことが、快適なお口の健康を維持するポイントでしょう。
歯科について、こんなことを相談してもいいのだろうか、
誰に相談したらよいだろう、と悩んでいる方は、
どうぞ、一度、萩原歯科医院の日曜無料相談会をご利用ください。
メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)
*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、レントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。
萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
下記の、医院特設サイトもご覧ください。
噛めない入れ歯は意味がない
http://www.ireba-info.jp/
不安の少ないインプラント
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
http://www.ireba-implant.com/
まだ間に合う歯周病治療とアフターケア
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
2011年06月24日
「外食するときや、旅行に行くとき、入れ歯安定剤を持っていく準備で憂鬱(ゆううつ)だったんです。それから解放されて、本当に快適です。」
先日、部分入れ歯治療を終えた患者さんが定期検診にいらした時のお話です。
ご機嫌いかがですか。萩原歯科医院 萩原です。
冒頭の患者さんは、今年80歳になるご婦人です。
ある入れ歯の専門の先生のもとで、上あごは総入れ歯、下あごは部分入れ歯を何度か作りましたが、どうしても合わず、外出するときには、いつも入れ歯安定剤を使っていました。
入れ歯安定剤から、何とか解放されたいと、ずっと思い続けていましたが、専門医で治しても、うまくいかないのだから、どこでも無理だろうと、半ばあきらめていました。
が、噛めるようにしてくれる歯科医院として、萩原歯科を知人から紹介されて、治療を行うことになりました。
インプラント治療をする方法も可能でしたが、患者さんはご自身の年齢を考えて、入れ歯を作りかえる方法を選ばれました。
確かに、顎の骨が少なくて、難しい症例でしたが、
解剖学的な検討をしながら、口を開けた時、顎を動かしたとき、話をするとき、噛んだとき、などの筋肉の動きを審査しながら、入れ歯の形、大きさ、歯を並べる位置、などを決めて治療を進めていきました。
話をするときに、まったく歯が見えないので、老けて見られてしまうという、審美面での不満も持っていました。
年齢がいくつであっても、審美的な問題は、おろそかにすることはできません。
入れ歯についての専門的な技術を持つ技工士の立ち合いのもとに、歯並びを十分に検討し、審美的な問題も、解消しました。
私たちは、入れ歯安定剤の長期的な使用の弊害や、誤った使用方法についての問題点はいくつかの歯科の報告などで、読んだことがありましたが、萩原歯科医院では、実際に使ってもらったことが無かったため、使用している方のわずらわしさという点について、思いが至りませんでした。
この患者さんの、定期検診にいらした時の明るい表情、開放感にあふれた話しぶりに、入れ歯安定剤のを使わない入れ歯の意義を改めて知ることができました。
患者さんの感想は以下の通りです。
「前の入れ歯では、入れ歯安定剤を使っても、外食の時には食べやすいものを選ぶように気を使っていました。」
「気が重かったのは、旅行の時でした。」
「入れ歯安定剤を使っていることがわからないように、旅行で宿泊する回数分を、1回分ずつ小分けにして持っていくのです。」
「夜は一度、入れ歯安定剤をきれいに取り除くのですが、その時には入れ歯を外して行うので、入れ歯だということを友達に知られてしまったらどうしよう、と気が気ではないんです。」
「年をとっても、お友達に入れ歯を外した顔を見られたくないものです。」
「それが、萩原歯科医院で作ってもらった入れ歯は、入れ歯安定剤が全くいらないので、驚きましたし、何よりうれしいのです。
吸着、という感じですね。今までの入れ歯と違って、びっくりです。」
「これからは、入れ歯が気にならなくなったので、もっともっと旅行に行きたいと思います。」
「でも、家に、入れ歯安定剤がたくさんあるんですよ。買い置きをしていたのです。」
「もう必要ないので、捨てるしかないですね。」
と笑っていらっしゃいました。
入れ歯安定剤は、2007年時点で100億円市場と言われています。
それほど大勢の入れ歯の方が、入れ歯安定剤を使わずにいれれないようです。
入れ歯安定剤を使うことにも、わずらわしさやうっとおしさがあることを、私たちは初めて知りました。
患者さんの晴れ晴れとした嬉しそうなお顔を見て、とても嬉しくなりました。
「入れ歯安定剤を使いたくないのだけれど・・・」
などという相談でもお受けいたします。
歯科について、こんなことを相談してもいいのだろうか、
誰に相談したらよいだろう、と悩んでいる方は、
どうぞ、一度、萩原歯科医院の日曜無料相談会をご利用ください。
メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)
*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、レントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。
萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
下記の、医院特設サイトもご覧ください。
噛めない入れ歯は意味がない
http://www.ireba-info.jp/
不安の少ないインプラント
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
http://www.ireba-implant.com/
まだ間に合う歯周病治療とアフターケア
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
先日、部分入れ歯治療を終えた患者さんが定期検診にいらした時のお話です。
ご機嫌いかがですか。萩原歯科医院 萩原です。
冒頭の患者さんは、今年80歳になるご婦人です。
ある入れ歯の専門の先生のもとで、上あごは総入れ歯、下あごは部分入れ歯を何度か作りましたが、どうしても合わず、外出するときには、いつも入れ歯安定剤を使っていました。
入れ歯安定剤から、何とか解放されたいと、ずっと思い続けていましたが、専門医で治しても、うまくいかないのだから、どこでも無理だろうと、半ばあきらめていました。
が、噛めるようにしてくれる歯科医院として、萩原歯科を知人から紹介されて、治療を行うことになりました。
インプラント治療をする方法も可能でしたが、患者さんはご自身の年齢を考えて、入れ歯を作りかえる方法を選ばれました。
確かに、顎の骨が少なくて、難しい症例でしたが、
解剖学的な検討をしながら、口を開けた時、顎を動かしたとき、話をするとき、噛んだとき、などの筋肉の動きを審査しながら、入れ歯の形、大きさ、歯を並べる位置、などを決めて治療を進めていきました。
話をするときに、まったく歯が見えないので、老けて見られてしまうという、審美面での不満も持っていました。
年齢がいくつであっても、審美的な問題は、おろそかにすることはできません。
入れ歯についての専門的な技術を持つ技工士の立ち合いのもとに、歯並びを十分に検討し、審美的な問題も、解消しました。
私たちは、入れ歯安定剤の長期的な使用の弊害や、誤った使用方法についての問題点はいくつかの歯科の報告などで、読んだことがありましたが、萩原歯科医院では、実際に使ってもらったことが無かったため、使用している方のわずらわしさという点について、思いが至りませんでした。
この患者さんの、定期検診にいらした時の明るい表情、開放感にあふれた話しぶりに、入れ歯安定剤のを使わない入れ歯の意義を改めて知ることができました。
患者さんの感想は以下の通りです。
「前の入れ歯では、入れ歯安定剤を使っても、外食の時には食べやすいものを選ぶように気を使っていました。」
「気が重かったのは、旅行の時でした。」
「入れ歯安定剤を使っていることがわからないように、旅行で宿泊する回数分を、1回分ずつ小分けにして持っていくのです。」
「夜は一度、入れ歯安定剤をきれいに取り除くのですが、その時には入れ歯を外して行うので、入れ歯だということを友達に知られてしまったらどうしよう、と気が気ではないんです。」
「年をとっても、お友達に入れ歯を外した顔を見られたくないものです。」
「それが、萩原歯科医院で作ってもらった入れ歯は、入れ歯安定剤が全くいらないので、驚きましたし、何よりうれしいのです。
吸着、という感じですね。今までの入れ歯と違って、びっくりです。」
「これからは、入れ歯が気にならなくなったので、もっともっと旅行に行きたいと思います。」
「でも、家に、入れ歯安定剤がたくさんあるんですよ。買い置きをしていたのです。」
「もう必要ないので、捨てるしかないですね。」
と笑っていらっしゃいました。
入れ歯安定剤は、2007年時点で100億円市場と言われています。
それほど大勢の入れ歯の方が、入れ歯安定剤を使わずにいれれないようです。
入れ歯安定剤を使うことにも、わずらわしさやうっとおしさがあることを、私たちは初めて知りました。
患者さんの晴れ晴れとした嬉しそうなお顔を見て、とても嬉しくなりました。
「入れ歯安定剤を使いたくないのだけれど・・・」
などという相談でもお受けいたします。
歯科について、こんなことを相談してもいいのだろうか、
誰に相談したらよいだろう、と悩んでいる方は、
どうぞ、一度、萩原歯科医院の日曜無料相談会をご利用ください。
メール相談も行っております。
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*なお、お口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、レントゲン撮影をして具体的なお話をすることもできますが、その場合は費用がかかりますので、ご了承ください。
萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
下記の、医院特設サイトもご覧ください。
噛めない入れ歯は意味がない
http://www.ireba-info.jp/
不安の少ないインプラント
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
http://www.ireba-implant.com/
まだ間に合う歯周病治療とアフターケア
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子