2010年05月05日

端午の節句今日は、五節句の一つ、端午の節句です。
我が家では、木彫が趣味だった亡父が作ったくれた手彫りの具足と、母の手描きの鯉のぼりの俳画を飾ります。素人の作品ですが、孫への思いに溢れていて、わたしは、大好きです。どの家庭でも、親や祖父母の、子ども達が健やかに育つようにとの深い思いは、変わらないことでしょう。

ごきげんいかがですか。
東京 池袋 萩原歯科医院 萩原です。


今日は、歯科医療から少し離れて、端午の節句に関するお話を少々。

端午の節句は、五節句の一つです。
古くは、菖蒲、蓬(ヨモギ)を軒に挿して、邪気を払う風習がありましたが、江戸時代以後、男子の節句とされ、武家で甲冑や幟(のぼり)を立てるようになりました。
そして町人も、それにならい、子どもが健やかに育つように願いをこめて、鯉のぼりを立てるようになったと言われています。

また、鯉は、中国黄河の上流にある激流、龍門を登りきると、龍になるという伝説があり、鯉のぼりも、この故事にちなんだものだそうですが、昔も今も、そして、日本でも外国でも、龍にならずとも、子ども達が健やかに育つことは、すべての親の願いでしょう。


ここで、小さい人がいる方へ、端午の節句におすすめの絵本を1つ。

我が家では、子ども達が小さいころ、5月5日が近づくと、必ず読み聞かせをした絵本がありました。

【 くわず にょうぼう 】
稲田和子 再話   赤羽末吉 画    福音館書店  です。

とんとん むかしが あったそうだ。~

よく働いて、飯をくわない女房がほしいという、欲ばり男の所へ、本当に飯を食わない嫁がきましたが・・・・

~とっぴんしゃん。
で終わる絵本は、力強い絵とスリリングな展開で、我が家の子ども達に、何度も何度も読み聞かせをしても、子供たちの眼は絵本に釘付けでした。


民話が元になっているためか、欲張り男への戒めも含まれていますが、私が気に入ったのは、菖蒲と、蓬(よもぎ)の場面。
ああ、なるほど、菖蒲の葉には、こういう力があるのか、
蓬(よもぎ)の効果をこうして子ども達に伝えたのか、と、昔の人の知恵にも感じ入った一冊でした。

余談ですが、この本を読んだ後に食べる草もち(蓬もち)は、単に美味しいというだけでなく、何やらありがたみも増してくるようです。


端午の節句には欠かせない一冊。
周りに小さな方がいらっしゃったら、ぜひ、読み聞かせをしてあげてください。


ちなみに、私は、絵本は読み聞かせをしてこそ、その面白さが伝わるものだと信じています。

私は、子ども達が文字が読めるようになってからも、長い間、絵本は私が読んでやっていました。
絵本の魅力は、文章と同じくらい、その絵の力が大きいものです。

文字を追いかけることで、絵をじっくりと見る余裕がなくなってしまうと、絵本の魅力は半減してしまいます。
絵を見ながら、耳からリズムの良い言葉が入り、想像の翼を十分に広げること。
これが、絵本を最も楽しめる方法だと、私は思っています。
大人であっても、読み聞かせをしてもらえると嬉しいかもしれませんね。

今日は、歯科に関係のない話題になってしまいました。
お読みいただいてありがとうございます。


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          萩原 眞
          萩原 麗子


dentalhagiwaradentalhagiwara at 06:23│コメント(0)おすすめ絵本 | ちょっといい話

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