虫歯の話

2011年06月18日

「えっ?いつ麻酔の注射をしたのですか?」
「まったく痛くなかった。こんなに痛くないなら、治療ができます。」

20110618近年、色とりどりの紫陽花を見かけるようになりました。我が家にもご近所から赤、白、青の紫陽花が届きました。
ご機嫌いかがですか。萩原歯科医院 萩原です。

冒頭の言葉は、昨日、いらした患者さんの言葉です。

その方は、小さいころの歯科治療を受けた時の麻酔の注射がとても痛かったので、歯科医院に行くのがすっかり嫌になっていたという方でした。


虫歯がかなり進行した歯があり、麻酔注射をしないことには、治療が難しい状態でした。

「どうしても麻酔をしなければだめですか?だめですよね。痛くて嫌なんですよね。
それに、麻酔をしても、治療中、痛いんですよね。
それでずっと歯医者に行きたくなかったんですけど…」
と、かなりご心配されていました。


そこで、萩原歯科医院の特別な技術による『痛くない麻酔注射』をしました。

「はい、お口をゆすいでください。」
と治療椅子を起こすと、
「えっ?いつ麻酔をしたんですか?全然痛くなかった。これなら治療ができます。
もう麻酔注射は終わったんですか?」
と、驚かれました。


その後、何の痛みもなく治療をして、いらした時とは全く違った表情でお帰りになりました。


この患者さんも、歯科医院での麻酔注射の痛みが嫌で、
何年にもわたって、歯科治療に行くことを避けていました。

もう少し早く来てもらえたら、
プロフェッショナルクリーニングと経過観察をしながら、虫歯を削らずに済ますこともできただけに
少し、残念な気持ちになりました。

が、嬉しかったこともありました。

私の治療で、この患者さんの歯科治療に対する不安感を減らすことができたことです。


前回の内容とも重なるかもしれませんが、

患者さんの気持ちに寄り添うこと
患者さんに敬意をもって接すること
を大切にしている私にとっては
患者さんのストレスにならないような技術の研鑽は歯科医師にとって欠かせないことです。



日曜相談会の中で、患者さんのさまざまな声が届くようになりました。

歯科医院に行かなければいけない、と思いながらも、行く踏ん切りがつかなくて困っていた方が大勢いらっしゃるようです。
こんなことを相談してもいいのだろうか、と悩んでいた方も、少なくないようです。

萩原歯科医院の日曜相談会で、そうした方の悩みを少しでも減らすことができれば幸いです。

メール相談も行っております。


萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。

萩原歯科医院についての詳細は、下記の、医院特設サイトをどうぞご覧ください。



噛めない入れ歯は意味がない
http://www.ireba-info.jp/

不安の少ないインプラント
http://www.implant-info.jp/

「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
http://www.ireba-implant.com/

まだ間に合う歯周病治療とアフターケア
http://www.shisyuubyou.com/

私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/





「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります 
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します

歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。



東京 池袋 萩原歯科医院

          萩原 眞
          萩原 麗子


dentalhagiwaradentalhagiwara at 21:21│コメント(0)

2010年06月04日

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今日は虫歯予防デーです。2000年、国際歯科連盟によって提唱された虫歯治療の概念は、1980年代に私たちが歯科大学で学んだ方針とは、全く違うものとなりました。
できるだけ削らない
できるだけ歯を残す

それが現在の虫歯治療の基本コンセプトです。

ごきげんいかがですか。
東京 池袋 萩原歯科医院 萩原です。

私たちが歯科大学で学んでいたころと、虫歯治療の考え方は大きく変わりました。


―虫歯は、出来るだけ、初期に発見し、できるだけ速やかに削って詰め物をすることが、患者さんのために最適な治療法である―
私たちが歯科大学の学生だったころは、そのように教えられ、歯科医師の国家試験でも、そのように答えることが正解でした。


しかし、今は、虫歯は、ごく初期の段階で、歯質が失われていない場合は、歯科医師による適切な処置と、患者さんの協力によって、治癒するといわれています。

虫歯が進行している場合には、削らなくてはなりませんが、虫歯は、できるだけ削らない、削る必要がある場合でも、可能な限り削らないようにして治そうというのが、2000年、国際歯科連盟によって提唱された、現在の虫歯治療の原則です。


虫歯治療をする場合は、
MINIMAL INTERVENTION DENTISTRY(MI)最小の侵襲にとどめること
という提唱でした。



現在の虫歯治療の方針を簡単にまとめると、次のようになります

・フッ化物を活用して、歯の質を高める
・将来の虫歯になるリスクを除去するため、虫歯原因菌の削減につとめる
・もし、治療が必要な場合は、歯を削る大きさを最小にとどめて修復する
・虫歯が再発しないように、定期的な健診などによって、健康を維持管理する
・患者さんに虫歯に対する正しい知識をお伝えする


中でも特に、患者さんへの正しい知識をお伝えすることは、大切です。


皆さんは虫歯について正しい知識をお持ちでしょうか?

Q キシリトールガムを噛んでいれば、虫歯になりませんか?
A キシリトールガムだけでは虫歯を防ぐことはできません。

Q フッ化物を塗布していれば、虫歯になりませんんか?
A フッ化物の塗布だけでは虫歯を防ぐことはできません。

Q 治療をした虫歯が悪くなったら、必ず、詰め物のやり直しをしなければなりませんか?
A やり直しではなく、リペアする方法が可能な場合もあります。


・虫歯は感染症です。幼児への口うつしを避けるなど、感染予防につとめましょう。

・お口を清潔に保ち、定期的な専門家によるクリーニングをしましょう

・砂糖などの糖質はだらだらと取らないように、量も取りすぎないようにしましょう
               

虫歯とは、どうやってできるのか。
虫歯を防ぐには、どうしたらよいのか。

科学的に正しい知識を持つことで、虫歯を防ぐことも、これ以上虫歯を作らなくすることも、できるようになるのです。

さらに、それぞれの方のお口の唾液の性質や量、お口の中の環境、食生活、歯並び、歯ブラシの使い方、虫歯菌の量・・・などきちんと検査をすることで初めて、最適な予防方法を見つけることもできるのです。


正しい知識を知り、そして、ご自身のお口の状態を知ることは、健康な生活を送るための第一歩です。


虫歯予防デーをきっかけに、歯科医院に足を向けてみることはいかがでしょうか?


萩原歯科医院では、メール相談のほか、電話で予約をしていただければ、ご来院いただき、直接お口の中を拝見しながらの無料相談も承っております。
もし、何かお悩みがあって、相談したいことがありましたら、どうぞご利用下さい。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)

家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている萩原歯科医院。

歯に関する様々な悩みのある方は、医院特設サイトをご覧ください。

「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
http://www.ireba-implant.com/

入れ歯の悩みを考える
http://www.ireba-info.jp/

まだ間に合う歯周病治療とアフターケア
http://www.shisyuubyou.com/

私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/

インプラントが不安な方へ
http://www.implant-info.jp/




「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります 
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します

歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。



東京 池袋 萩原歯科医院

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          萩原 麗子



dentalhagiwaradentalhagiwara at 19:42│コメント(0)