入れ歯の本当の話
2012年03月09日
「自費治療の入れ歯を作ってもらいましたが、3年ごとに作り替えるものだと言われて困っています。」
日曜相談で、続けざまに同じような悩みを聞きました。
いずれも、やわらかい材料で作られている入れ歯でした。
1つは、最近流行の、ノンクラスプデンチャーというものです。
ノンクラスプデンチャーは、見えるところには金具のバネを使わない審美性を重視した部分入れ歯です。金属のバネに相当する部分に、歯茎と同じピンク色の材料を使って、目立ちにくくして、義歯を装着していることが分かりにくくしている、という点が特徴です。
最近では、一部分、金属を使ったノンクラスプデンチャーも出てきていますが、ピンク色の部分の素材がやわらかいものだということは、いずれも共通しています。
こうした、ノンクラスプデンチャーを希望する患者さんや、それに対応した歯科医院がずいぶん増えてきましたが、私は、長期的に使える義歯としては、いくつかの欠点があると考えています。
その1つは、ピンク色の部分の素材の寿命が短いこと。今後改良されるかもしれませんが、今のところ、一般には3年程度で作りかえが必要になると言われています。
2つ目は、一度壊れたり、緩みが出てくると、従来のバネの入れ歯と違って修理が難しいという欠点です。たとえば、従来の金属のバネを使ったものであれば、入れ歯が緩くなった場合に、その場で調整をすることができますし、その調整が、ある期間維持されることがほとんどです。修理を繰り返すことも可能です。
しかし、金属でないバネ(維持装置)の場合、修理のために、義歯を数日預かる必要が出てきたり、修理をしても期待したような効果が得られなかったりする場合が多々あります。
ゆるくなったけれど、修理は効かないから作り変えを勧められたという患者さんもいらっしゃいました。
3つ目に、私が懸念しているのは、特に、部分義歯のケースで気になることですが、材料の性質が軟らかいため、噛むたびにたわみが生じることで、残っている歯に対して悪い力がかかる恐れがあることです。噛むたびに、残っている歯の寿命も縮める作用が働く場合があるということです。
そして、もう一つ、心配しているのが、バネに相当するピンク色の部分が歯の根元の歯肉を覆う形になるため、歯の根元部分が不潔になりやすいという点です。そのあたりの部分は、むし歯や歯周病になりやすい部位で、ノンクラスプデンチャーを使用している方には、ピンクのバネに覆われた部分の歯肉炎をよく目にします。
審美的ではあるけれど、耐久性が低い、虫歯と歯周病の発症を引き起こしやすい、たわむことで他の歯に負担がかかりやすいデザインだという点、を患者さんも歯科医師も十分に理解してこの義歯を選択する必要があると思います。
以上のことから、当院では長期に機能する入れ歯としては充分ではないとして、現時点では、ノンクラスプデンチャーを患者さんに勧めることはありません。
悩みの訴えがあったもう一つの入れ歯は、入れ歯の裏側にシリコン材料を使ったものでした。
患者さんは、やわらかい材料を裏打ちするので痛みが少ないと歯科医院から言われて、自費で作ったということでした。
確かに、やわらかいシリコン部分を顎の粘膜に裏打ちすると、当たりがやわらかく、感触がソフトで、痛みが少なくなります。
その患者さんから見せてもらった義歯は、シリコン部分が劣化して、ぼろぼろになり、やはり、作り直しが必要だと思われました。「自費で作って、まだ、2年しか経っていないのに…」とのことでした。
当院でも、完成義歯を作る前の段階で、治療用のトレーニングデンチャーとして、期間を区切った短い期間、シリコン系の材料を裏打ちに使うことがあります。
しかし、材料の性質上、当院では、あくまでも、仮の材料という位置付けです。完成義歯(最終義歯)には、そのような材料は使いません。
劣化の少ない、長期的に安定する材料を使うことが、長期の機能を期待する義歯の大原則だと考えているので、当院では完成義歯として、シリコン裏打ちの義歯の取り扱いはしていないことを患者さんにお話いたしました。
昨今の社会情勢から、私が開業した20年まえに比べると、義歯を使っていることを知られたくない方、審美性を求められる方が、確かに多くなってきています。
患者さんによって、どういった義歯を希望されるかは、様々です。長く使えなくても、作り直しをしながらでも、とにかく、見た目を重視したものを希望される方もいらっしゃるでしょう。
私は、自分が治療をするのであれば、できるだけ長く持つ治療が大切だと思っていますが、お仕事上、耐久性に目をつぶっても、どうしても義歯とわからないものを使わなければならない方もいらっしゃるでしょう。
審美性を何より第一にして、義歯の種類を選ぶことが、良くないというわけではありません。
大切なのは、選んだ治療には、どういった特長があり、また、どういった欠点もあるのか、治療を始める前に、よく説明を受け、納得してから治療を選択することだということです。
その点からも、入れ歯だけ、インプラントだけという歯科医院よりも、両方の治療ができる歯科医院、さらには、いろいろな入れ歯を手掛けたことのある歯科医院に相談することが、偏りのない意見を聞くために大事な点でしょう。
できることなら、治療の長期経過がわかっている歯科医院だと、もっと安心かもしれません。
どの治療をすると、5年、10年、15年と経つと、どういったトラブルが起こってくるか、説明を受けられるからです。
私は、患者さんご自身が納得ができるまで、何軒かの歯科医院に相談を行くこともお勧めしています。
私たちの歯科医院は、
「治療前の検査や相談に時間がかかる」
「治療に入るまでに、ずいぶん時間がかかるのですね」
などと言われることもあります。
しかし、考えられるさまざまな治療法について長所、短所をお話して、最終的には、患者さんが納得されることが大切だと思っているので、相談、検査、コンサルテーション、ご家庭で検討して治療を希望される場合に治療に進む、という特別なシステムをずっと続けています。
私は、このシステムを行わないでは、患者さんに最良の治療を提供することができないと思っています。
時には、患者さんがこのタイプの義歯を作ってほしいと、治療法を決めて来院されることもありますが、それに問題点があれば、正直にお伝えしています。時には、その治療は、やめた方が良いとか、今は治療が必要無い段階だからやらなくて良い、と提案することもあります。
そんなことをしては、歯科医院が成り立たないのでは、という友人もいますが、あくまでも、私は、
自分がもし、患者だったら、
また、自分の家族だったら、
良いことも、悪いことも知らせてほしいし、知ったうえで納得して治療を選びたいと思っているからです。
これからのこの姿勢を変えるつもりはありません。
明後日も、日曜相談に5人定員いっぱいの方の予約が入っています。
相談にいらっしゃる方の悩みの内容はそれぞれです。日曜相談にいらした患者さんのすべてが、私たちの治療のやり方を選択するわけではありません。
でも、1時間というまとまった時間、しっかりと自分のお口の状態について専門の立場からの話を聞くことは、他の歯科医師の治療を受けるときにも、確かな選択の基準を一つ持つことになると思います。
そこで、その方が、お口の健康を取り戻していただければ、日曜相談の意義があったと、私たちは、思っています。
「ずっと歯科医院に行っていないので、どうしたら良いかわからない。」
「どこで相談したらよいかわからない。」
「どういう治療が良いかわからない。」
など、歯に対する不安、悩みをお持ちの方は、どうぞ、萩原歯科医院の初診相談をご利用ください。
「初めて聞きました。」
萩原歯科に初めて来院された患者さんの多くが口にするセリフです。
健康なお口の状況を獲得し、維持するための正しい情報をお伝えすることも、歯科医師として大切にしていきたい分野です。
初診相談は、お一人の患者さんに約1時間の時間を取って、じっくりとお話を伺いますので、人数が限定されております。
開催予定日、予約状況などについては、診療時間内にお電話でご確認ください。
0120-185-255
なお、患者さんご自身のお口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、口腔内診査や、必要に応じてレントゲン撮影を行って、具体的なお話をすることも可能です。
その場合は簡易診断料として費用がかかります。(2011年8月現在 5,250円 )
萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
下記の、医院特設サイトもご覧ください。
入れ歯治療特設サイト
「噛めない入れ歯は意味がない」
http://www.ireba-info.jp/
インプラント特設サイト
「不安の少ないインプラント」
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」併用治療特設サイト
http://www.ireba-implant.com/
歯周病治療特設サイト
「歯周病だから 抜く、その前に」
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院特設サイト
「やり直しのない歯科治療を」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。最高の治療を自信を持って提供し、家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指しています。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
日曜相談で、続けざまに同じような悩みを聞きました。
いずれも、やわらかい材料で作られている入れ歯でした。
1つは、最近流行の、ノンクラスプデンチャーというものです。
ノンクラスプデンチャーは、見えるところには金具のバネを使わない審美性を重視した部分入れ歯です。金属のバネに相当する部分に、歯茎と同じピンク色の材料を使って、目立ちにくくして、義歯を装着していることが分かりにくくしている、という点が特徴です。
最近では、一部分、金属を使ったノンクラスプデンチャーも出てきていますが、ピンク色の部分の素材がやわらかいものだということは、いずれも共通しています。
こうした、ノンクラスプデンチャーを希望する患者さんや、それに対応した歯科医院がずいぶん増えてきましたが、私は、長期的に使える義歯としては、いくつかの欠点があると考えています。
その1つは、ピンク色の部分の素材の寿命が短いこと。今後改良されるかもしれませんが、今のところ、一般には3年程度で作りかえが必要になると言われています。
2つ目は、一度壊れたり、緩みが出てくると、従来のバネの入れ歯と違って修理が難しいという欠点です。たとえば、従来の金属のバネを使ったものであれば、入れ歯が緩くなった場合に、その場で調整をすることができますし、その調整が、ある期間維持されることがほとんどです。修理を繰り返すことも可能です。
しかし、金属でないバネ(維持装置)の場合、修理のために、義歯を数日預かる必要が出てきたり、修理をしても期待したような効果が得られなかったりする場合が多々あります。
ゆるくなったけれど、修理は効かないから作り変えを勧められたという患者さんもいらっしゃいました。
3つ目に、私が懸念しているのは、特に、部分義歯のケースで気になることですが、材料の性質が軟らかいため、噛むたびにたわみが生じることで、残っている歯に対して悪い力がかかる恐れがあることです。噛むたびに、残っている歯の寿命も縮める作用が働く場合があるということです。
そして、もう一つ、心配しているのが、バネに相当するピンク色の部分が歯の根元の歯肉を覆う形になるため、歯の根元部分が不潔になりやすいという点です。そのあたりの部分は、むし歯や歯周病になりやすい部位で、ノンクラスプデンチャーを使用している方には、ピンクのバネに覆われた部分の歯肉炎をよく目にします。
審美的ではあるけれど、耐久性が低い、虫歯と歯周病の発症を引き起こしやすい、たわむことで他の歯に負担がかかりやすいデザインだという点、を患者さんも歯科医師も十分に理解してこの義歯を選択する必要があると思います。
以上のことから、当院では長期に機能する入れ歯としては充分ではないとして、現時点では、ノンクラスプデンチャーを患者さんに勧めることはありません。
悩みの訴えがあったもう一つの入れ歯は、入れ歯の裏側にシリコン材料を使ったものでした。
患者さんは、やわらかい材料を裏打ちするので痛みが少ないと歯科医院から言われて、自費で作ったということでした。
確かに、やわらかいシリコン部分を顎の粘膜に裏打ちすると、当たりがやわらかく、感触がソフトで、痛みが少なくなります。
その患者さんから見せてもらった義歯は、シリコン部分が劣化して、ぼろぼろになり、やはり、作り直しが必要だと思われました。「自費で作って、まだ、2年しか経っていないのに…」とのことでした。
当院でも、完成義歯を作る前の段階で、治療用のトレーニングデンチャーとして、期間を区切った短い期間、シリコン系の材料を裏打ちに使うことがあります。
しかし、材料の性質上、当院では、あくまでも、仮の材料という位置付けです。完成義歯(最終義歯)には、そのような材料は使いません。
劣化の少ない、長期的に安定する材料を使うことが、長期の機能を期待する義歯の大原則だと考えているので、当院では完成義歯として、シリコン裏打ちの義歯の取り扱いはしていないことを患者さんにお話いたしました。
昨今の社会情勢から、私が開業した20年まえに比べると、義歯を使っていることを知られたくない方、審美性を求められる方が、確かに多くなってきています。
患者さんによって、どういった義歯を希望されるかは、様々です。長く使えなくても、作り直しをしながらでも、とにかく、見た目を重視したものを希望される方もいらっしゃるでしょう。
私は、自分が治療をするのであれば、できるだけ長く持つ治療が大切だと思っていますが、お仕事上、耐久性に目をつぶっても、どうしても義歯とわからないものを使わなければならない方もいらっしゃるでしょう。
審美性を何より第一にして、義歯の種類を選ぶことが、良くないというわけではありません。
大切なのは、選んだ治療には、どういった特長があり、また、どういった欠点もあるのか、治療を始める前に、よく説明を受け、納得してから治療を選択することだということです。
その点からも、入れ歯だけ、インプラントだけという歯科医院よりも、両方の治療ができる歯科医院、さらには、いろいろな入れ歯を手掛けたことのある歯科医院に相談することが、偏りのない意見を聞くために大事な点でしょう。
できることなら、治療の長期経過がわかっている歯科医院だと、もっと安心かもしれません。
どの治療をすると、5年、10年、15年と経つと、どういったトラブルが起こってくるか、説明を受けられるからです。
私は、患者さんご自身が納得ができるまで、何軒かの歯科医院に相談を行くこともお勧めしています。
私たちの歯科医院は、
「治療前の検査や相談に時間がかかる」
「治療に入るまでに、ずいぶん時間がかかるのですね」
などと言われることもあります。
しかし、考えられるさまざまな治療法について長所、短所をお話して、最終的には、患者さんが納得されることが大切だと思っているので、相談、検査、コンサルテーション、ご家庭で検討して治療を希望される場合に治療に進む、という特別なシステムをずっと続けています。
私は、このシステムを行わないでは、患者さんに最良の治療を提供することができないと思っています。
時には、患者さんがこのタイプの義歯を作ってほしいと、治療法を決めて来院されることもありますが、それに問題点があれば、正直にお伝えしています。時には、その治療は、やめた方が良いとか、今は治療が必要無い段階だからやらなくて良い、と提案することもあります。
そんなことをしては、歯科医院が成り立たないのでは、という友人もいますが、あくまでも、私は、
自分がもし、患者だったら、
また、自分の家族だったら、
良いことも、悪いことも知らせてほしいし、知ったうえで納得して治療を選びたいと思っているからです。
これからのこの姿勢を変えるつもりはありません。
明後日も、日曜相談に5人定員いっぱいの方の予約が入っています。
相談にいらっしゃる方の悩みの内容はそれぞれです。日曜相談にいらした患者さんのすべてが、私たちの治療のやり方を選択するわけではありません。
でも、1時間というまとまった時間、しっかりと自分のお口の状態について専門の立場からの話を聞くことは、他の歯科医師の治療を受けるときにも、確かな選択の基準を一つ持つことになると思います。
そこで、その方が、お口の健康を取り戻していただければ、日曜相談の意義があったと、私たちは、思っています。
「ずっと歯科医院に行っていないので、どうしたら良いかわからない。」
「どこで相談したらよいかわからない。」
「どういう治療が良いかわからない。」
など、歯に対する不安、悩みをお持ちの方は、どうぞ、萩原歯科医院の初診相談をご利用ください。
「初めて聞きました。」
萩原歯科に初めて来院された患者さんの多くが口にするセリフです。
健康なお口の状況を獲得し、維持するための正しい情報をお伝えすることも、歯科医師として大切にしていきたい分野です。
初診相談は、お一人の患者さんに約1時間の時間を取って、じっくりとお話を伺いますので、人数が限定されております。
開催予定日、予約状況などについては、診療時間内にお電話でご確認ください。
0120-185-255
なお、患者さんご自身のお口の中の状態についての簡易診断がご希望の場合は、口腔内診査や、必要に応じてレントゲン撮影を行って、具体的なお話をすることも可能です。
その場合は簡易診断料として費用がかかります。(2011年8月現在 5,250円 )
萩原歯科医院は
やり直しのない治療を目指して、
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
下記の、医院特設サイトもご覧ください。
入れ歯治療特設サイト
「噛めない入れ歯は意味がない」
http://www.ireba-info.jp/
インプラント特設サイト
「不安の少ないインプラント」
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」併用治療特設サイト
http://www.ireba-implant.com/
歯周病治療特設サイト
「歯周病だから 抜く、その前に」
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院特設サイト
「やり直しのない歯科治療を」
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。最高の治療を自信を持って提供し、家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指しています。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
dentalhagiwara at 09:24│コメント(0)│
2011年06月11日
未曽有の大震災から、今日で3か月になります。
この度の東日本大震災により、被害を受けられました皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
そして、皆さまの安全と一日も早い復旧を、心よりお祈り申し上げます。
震災後ブログをしばらくお休みしており、申し訳ございません。また再開いたしますので、お読みいただければ幸いです。
さて、昨年から続けている日曜歯科相談会には、毎回大勢の方からの申し込みがあり、いらしていただいた皆様には、
「じっくりと専門家の意見を聞くことができて安心した。」
「こんなセカンドオピニオンを受けたかった。」
と、大変好評です。
私たちにとっても、改めて歯科の悩みの大きさを知ることができ、現在の歯科医療のさまざまな問題点も認識できる貴重な時間でもあります。
今日は
「片顎だけの入れ歯を作り直して下さい。」という患者さんが何人か続いたので、そのことについてお話いたします。
相談に訪れたAさん。
昨年、歯の不調を訴えて他院を受診し、上顎は根だけを残した数本の歯の上を覆った形の金属の入れ歯、下顎にはいわゆる“スマイルデンチャー”とうやわらかい部分入れ歯が入っていました。
上顎の入れ歯の強い痛みを訴えて来院されました。
お口の中と入れ歯を拝見すると、確かに、上顎の入れ歯は、入れ歯を専門に勉強したものから見ると、いくつかの問題点が明らかでした。
かみ合わせの設定がずれていることもあり、噛むたびに入れ歯が滑るように動いて、歯肉に傷を作っていました。
「これでは痛いでしょう。」
私が問いかけると、人に会う時だけは、無いと恥ずかしいので、マスク替わりと思って口に入れているが、ほとんど外しています、とのこと。
患者さんは、
「大変高価な費用をかけて最近作ったばかりなので、痛くて我慢ができない上顎の入れ歯だけを作り直すことで何とかならないか。」
と、おっしゃいます。
確かに、高額で作ったばかりの入れ歯を何とか利用できれば、私もそれが最も良い方法だと思います。
実際に少し前の相談会でいらしたBさんの入れ歯は、下顎の入れ歯は形態的にもかみ合わせも、設計も、ご自身の歯の状態も、何の問題もなく良くできており、患者さんの不快感もなかったので、問題のある上顎の入れ歯だけを作り直せば良いことをお伝えしました。
しかし、残念ながらAさんの入れ歯は痛くない方の入れ歯が、最近話題になっている“痛くない”“やわらかい””バネのない“入れ歯であり、噛むたびに撓み(たわみ)が生じて、Aさんの場合はこのタイプではうまくいきません。
例えば、拍手をするとき、右手だけでは音が出ません。
左手があっても、左手がしっかりと右手を受け止めないと「パシン」という音を出すことはできません。
『噛める』ということも同じことです。
片顎だけではどうしようもない。
上下の歯の残っている数、位置、顎の骨の形、噛む力、噛み癖、ありとあらゆる要因を考え併せて治さないことには、入れ歯が噛む道具ではなく、単なるマスクになってしまいます。
「木を見て森を見ず」
では、歯科治療の場合、片手落ちになりがちです。
そして、いつも言っていることですが、
入れ歯は、噛めなければ意味がないと、私は思っています。
人間の体は、口から食べたものによって、できています。
その最初のステージである噛めることが、どれほど大切か、
噛めなくなった方のお話を伺うたびに、
歯で困った患者さんに出会うたび、
『何としてでも噛める入れ歯を作ろう』
その気持ちを一層強くするこの頃です。
今までどこに行っても、噛めない入れ歯で困っていた方で、
もし、相談ができる歯科医院がない方は、
ぜひ、萩原歯科医院の日曜相談会をご利用ください。
入れ歯や、インプランだけでなく、または他の分野でも、何かお悩みがあって、相談したいことがある方も、どうぞ予約による日曜相談会をご利用下さい。
メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)
萩原歯科医院は
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
歯に関する様々な悩みのある方は、医院特設サイトをご覧ください。
噛めない入れ歯は意味がない
http://www.ireba-info.jp/
不安の少ないインプラント
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
http://www.ireba-implant.com/
まだ間に合う歯周病治療とアフターケア
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
この度の東日本大震災により、被害を受けられました皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
そして、皆さまの安全と一日も早い復旧を、心よりお祈り申し上げます。
震災後ブログをしばらくお休みしており、申し訳ございません。また再開いたしますので、お読みいただければ幸いです。
さて、昨年から続けている日曜歯科相談会には、毎回大勢の方からの申し込みがあり、いらしていただいた皆様には、
「じっくりと専門家の意見を聞くことができて安心した。」
「こんなセカンドオピニオンを受けたかった。」
と、大変好評です。
私たちにとっても、改めて歯科の悩みの大きさを知ることができ、現在の歯科医療のさまざまな問題点も認識できる貴重な時間でもあります。
今日は
「片顎だけの入れ歯を作り直して下さい。」という患者さんが何人か続いたので、そのことについてお話いたします。
相談に訪れたAさん。
昨年、歯の不調を訴えて他院を受診し、上顎は根だけを残した数本の歯の上を覆った形の金属の入れ歯、下顎にはいわゆる“スマイルデンチャー”とうやわらかい部分入れ歯が入っていました。
上顎の入れ歯の強い痛みを訴えて来院されました。
お口の中と入れ歯を拝見すると、確かに、上顎の入れ歯は、入れ歯を専門に勉強したものから見ると、いくつかの問題点が明らかでした。
かみ合わせの設定がずれていることもあり、噛むたびに入れ歯が滑るように動いて、歯肉に傷を作っていました。
「これでは痛いでしょう。」
私が問いかけると、人に会う時だけは、無いと恥ずかしいので、マスク替わりと思って口に入れているが、ほとんど外しています、とのこと。
患者さんは、
「大変高価な費用をかけて最近作ったばかりなので、痛くて我慢ができない上顎の入れ歯だけを作り直すことで何とかならないか。」
と、おっしゃいます。
確かに、高額で作ったばかりの入れ歯を何とか利用できれば、私もそれが最も良い方法だと思います。
実際に少し前の相談会でいらしたBさんの入れ歯は、下顎の入れ歯は形態的にもかみ合わせも、設計も、ご自身の歯の状態も、何の問題もなく良くできており、患者さんの不快感もなかったので、問題のある上顎の入れ歯だけを作り直せば良いことをお伝えしました。
しかし、残念ながらAさんの入れ歯は痛くない方の入れ歯が、最近話題になっている“痛くない”“やわらかい””バネのない“入れ歯であり、噛むたびに撓み(たわみ)が生じて、Aさんの場合はこのタイプではうまくいきません。
例えば、拍手をするとき、右手だけでは音が出ません。
左手があっても、左手がしっかりと右手を受け止めないと「パシン」という音を出すことはできません。
『噛める』ということも同じことです。
片顎だけではどうしようもない。
上下の歯の残っている数、位置、顎の骨の形、噛む力、噛み癖、ありとあらゆる要因を考え併せて治さないことには、入れ歯が噛む道具ではなく、単なるマスクになってしまいます。
「木を見て森を見ず」
では、歯科治療の場合、片手落ちになりがちです。
そして、いつも言っていることですが、
入れ歯は、噛めなければ意味がないと、私は思っています。
人間の体は、口から食べたものによって、できています。
その最初のステージである噛めることが、どれほど大切か、
噛めなくなった方のお話を伺うたびに、
歯で困った患者さんに出会うたび、
『何としてでも噛める入れ歯を作ろう』
その気持ちを一層強くするこの頃です。
今までどこに行っても、噛めない入れ歯で困っていた方で、
もし、相談ができる歯科医院がない方は、
ぜひ、萩原歯科医院の日曜相談会をご利用ください。
入れ歯や、インプランだけでなく、または他の分野でも、何かお悩みがあって、相談したいことがある方も、どうぞ予約による日曜相談会をご利用下さい。
メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)
萩原歯科医院は
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
歯に関する様々な悩みのある方は、医院特設サイトをご覧ください。
噛めない入れ歯は意味がない
http://www.ireba-info.jp/
不安の少ないインプラント
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
http://www.ireba-implant.com/
まだ間に合う歯周病治療とアフターケア
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
dentalhagiwara at 13:50│コメント(0)│
2011年03月09日
椿は万葉集の頃から日本人に親しまれてきた魅力的な花です。
先日あるところで、椿の花が素敵に水盤に飾られているのを見かけました。
少し低めの棚にさりげなく置かれた飾り方は、家庭でもぜひ利用してみたいと思いう素敵なアイディアでした。
ご機嫌いかがですか。
萩原歯科医院 萩原です。
今日は、入れ歯安定剤についてお話いたしましょう。
以前から気になっていたことですが、入れ歯で困って来院された患者さんのほとんどの方が、入れ歯安定剤を使っています。
患者さんは訴えます。
「入れ歯安定剤がないと、落ちてしまって困ります。
どの入れ歯安定剤が良いのでしょう?」
そんな時、私は、答えに困ってしまいます。
今まで私の行った治療で、入れ歯安定剤を必要とした患者さんが、一人もいないからです。
どうして、入れ歯安定剤が売れるのだろう?
私は、むしろ、ずっと前からとても不思議に思っていました。
入れ歯安定剤は必要ないのが、普通の入れ歯治療だと思っていたのですが、
しばらく前から、世間では、そうではないらしいことを知りました。
日本の入れ歯安定剤の市場は、1億円とも言われています。
それほど多くの方の入れ歯が、入れ歯安定剤を使わないと、機能しないということです。
歯科医師として、入れ歯安定剤が売れているという事実は、とても残念なことです。
入れ歯安定剤をつかわなければならない入れ歯を、患者さんに提供してしまっている事実を
歯科医師は、厳粛に受け止めなかればならないと、思います。
確かに、入れ歯は、歯科医師の診査、診断、技術の差がとても大きく出る治療法です。
また、すぐに結果が出るという点でも、他の医科の治療とも違う性格を持っている治療です。
たとえば、胃の手術など、終わったすぐ後に、患者さんにとってそれが上手な治療だったか、
そうでなかったか、自分の目で見えるわけはありません。
その日のうちにうまい治療かそうでないか、わかるものではありません。
しかし、入れ歯は、作ったその日から、調子が良いか悪いかはっきりとするものです。
それだけ、歯科医師の技術がはっきりとするものでもあります。
入れ歯安定剤が多くの患者さんに売れているということは、それだけ、患者さんの満足の出来る入れ歯を歯科医師が提供できていないとも、考えられるでしょう。
私は歯科医師として、日本の入れ歯安定剤の市場がもっともっと縮小すればよいと、切に願います。
少なくとも、萩原歯科医院にいらして下さった患者さんには、入れ歯安定剤を使わずに済む治療を提供しています。
入れ歯治療は、とても多くの要件を勘案しながら治療をしなければなりません。
さまざまな経験も必要になる場合もあります。
しかし、大学を出たばかりの、まだ駆け出しの歯科医師だったころの私でも、入れ歯の勉強をして、丁寧に、手抜きをせずに治療を行うことで、入れ歯安定剤を使わない入れ歯治療ができていました。
歯科医師によっても、それぞれの得意分野、不得意分野という問題もあるかも知れません。
もし、あなたが、入れ歯で本当に困っているのならば、
入れ歯のことをよく分かっている歯科医院に通うことをお勧めします。
どういう歯科医院を選ぶかどうか、基準がわからない方には、
以下のようなことをやっているかどうかも、歯科医院選びの一つの参考になると思います。
・今のお口の状態の不自由さ希望を歯科医師が、しっかりと聞いてくれること
・必要にして、十分なお口やその周囲の検査を十分に行うこと
・入れ歯によって残っている自分の歯が弱くならないような設計ができること
・将来を見据えた治療法を検討、計画できること
・患者さんに方法、費用、期間、回数を十分に説明し、患者さんが納得されてから治療に入ること
・1回の治療時間を細切れにせず、ある程度の治療を進めていくこと(萩原歯科医院では、1回の治療時間は1時間以上となっています)
・歯周病、虫歯、口腔清掃指導を併用して行うこと
・必要に応じて、最終義歯のまえにトレーニング義歯を作り、かみ合わせや審美面での調整を、最終義歯作成前に十分に行うこと
・会話や食事のときの状態までも考慮した型どりを一切の手抜きをせずに行うこと
・噛み合わせの高さ、顎の関節の本来の位置を考慮したかみ合わせの位置を決めること
・口を閉じたとき、また、口を開けた時の歯の見え方を考慮した歯の大きさや位置、並び方を考えること
・お口の周りの皮膚のハリ、しわの状態を考慮すること
・最高の技術を持った技工士との共同作業によって義歯を制作すること
「入れ歯は、噛めなければ意味がない」と、私は思っています。
なぜなら、噛むことは、大変重要な人間の営みの一つだからです。
人間の体は、口から食べたものによって、できています。
野生動物は、自分で食べられなくなることが、イコール 死を意味します。
物を食べて、自分の体の元を作る、エネルギーを得る、その最初のステージである噛めることが、どれほど大切か、
噛めなくなった方のお話を伺うたびに、その切実さを感じています。
今までどこに行っても、噛めない入れ歯で困っていた方で、
もし、相談ができる歯科医院がない方は、
どうぞ、萩原歯科医院の日曜相談会をご利用ください。
先日の相談にお見えになった方はおっしゃいました。
「ようやく、自分で納得できる歯科医院に巡り合えました。」
入れ歯や、インプランだけでなく、または他の分野でも、何かお悩みがあって、相談したいことがある方も、どうぞ予約による日曜相談会をご利用下さい。
メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)
萩原歯科医院は
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
歯に関する様々な悩みのある方は、医院特設サイトをご覧ください。
噛めない入れ歯は意味がない
http://www.ireba-info.jp/
不安の少ないインプラント
http://www.implant-info.jp/
「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
http://www.ireba-implant.com/
まだ間に合う歯周病治療とアフターケア
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
先日あるところで、椿の花が素敵に水盤に飾られているのを見かけました。
少し低めの棚にさりげなく置かれた飾り方は、家庭でもぜひ利用してみたいと思いう素敵なアイディアでした。
ご機嫌いかがですか。
萩原歯科医院 萩原です。
今日は、入れ歯安定剤についてお話いたしましょう。
以前から気になっていたことですが、入れ歯で困って来院された患者さんのほとんどの方が、入れ歯安定剤を使っています。
患者さんは訴えます。
「入れ歯安定剤がないと、落ちてしまって困ります。
どの入れ歯安定剤が良いのでしょう?」
そんな時、私は、答えに困ってしまいます。
今まで私の行った治療で、入れ歯安定剤を必要とした患者さんが、一人もいないからです。
どうして、入れ歯安定剤が売れるのだろう?
私は、むしろ、ずっと前からとても不思議に思っていました。
入れ歯安定剤は必要ないのが、普通の入れ歯治療だと思っていたのですが、
しばらく前から、世間では、そうではないらしいことを知りました。
日本の入れ歯安定剤の市場は、1億円とも言われています。
それほど多くの方の入れ歯が、入れ歯安定剤を使わないと、機能しないということです。
歯科医師として、入れ歯安定剤が売れているという事実は、とても残念なことです。
入れ歯安定剤をつかわなければならない入れ歯を、患者さんに提供してしまっている事実を
歯科医師は、厳粛に受け止めなかればならないと、思います。
確かに、入れ歯は、歯科医師の診査、診断、技術の差がとても大きく出る治療法です。
また、すぐに結果が出るという点でも、他の医科の治療とも違う性格を持っている治療です。
たとえば、胃の手術など、終わったすぐ後に、患者さんにとってそれが上手な治療だったか、
そうでなかったか、自分の目で見えるわけはありません。
その日のうちにうまい治療かそうでないか、わかるものではありません。
しかし、入れ歯は、作ったその日から、調子が良いか悪いかはっきりとするものです。
それだけ、歯科医師の技術がはっきりとするものでもあります。
入れ歯安定剤が多くの患者さんに売れているということは、それだけ、患者さんの満足の出来る入れ歯を歯科医師が提供できていないとも、考えられるでしょう。
私は歯科医師として、日本の入れ歯安定剤の市場がもっともっと縮小すればよいと、切に願います。
少なくとも、萩原歯科医院にいらして下さった患者さんには、入れ歯安定剤を使わずに済む治療を提供しています。
入れ歯治療は、とても多くの要件を勘案しながら治療をしなければなりません。
さまざまな経験も必要になる場合もあります。
しかし、大学を出たばかりの、まだ駆け出しの歯科医師だったころの私でも、入れ歯の勉強をして、丁寧に、手抜きをせずに治療を行うことで、入れ歯安定剤を使わない入れ歯治療ができていました。
歯科医師によっても、それぞれの得意分野、不得意分野という問題もあるかも知れません。
もし、あなたが、入れ歯で本当に困っているのならば、
入れ歯のことをよく分かっている歯科医院に通うことをお勧めします。
どういう歯科医院を選ぶかどうか、基準がわからない方には、
以下のようなことをやっているかどうかも、歯科医院選びの一つの参考になると思います。
・今のお口の状態の不自由さ希望を歯科医師が、しっかりと聞いてくれること
・必要にして、十分なお口やその周囲の検査を十分に行うこと
・入れ歯によって残っている自分の歯が弱くならないような設計ができること
・将来を見据えた治療法を検討、計画できること
・患者さんに方法、費用、期間、回数を十分に説明し、患者さんが納得されてから治療に入ること
・1回の治療時間を細切れにせず、ある程度の治療を進めていくこと(萩原歯科医院では、1回の治療時間は1時間以上となっています)
・歯周病、虫歯、口腔清掃指導を併用して行うこと
・必要に応じて、最終義歯のまえにトレーニング義歯を作り、かみ合わせや審美面での調整を、最終義歯作成前に十分に行うこと
・会話や食事のときの状態までも考慮した型どりを一切の手抜きをせずに行うこと
・噛み合わせの高さ、顎の関節の本来の位置を考慮したかみ合わせの位置を決めること
・口を閉じたとき、また、口を開けた時の歯の見え方を考慮した歯の大きさや位置、並び方を考えること
・お口の周りの皮膚のハリ、しわの状態を考慮すること
・最高の技術を持った技工士との共同作業によって義歯を制作すること
「入れ歯は、噛めなければ意味がない」と、私は思っています。
なぜなら、噛むことは、大変重要な人間の営みの一つだからです。
人間の体は、口から食べたものによって、できています。
野生動物は、自分で食べられなくなることが、イコール 死を意味します。
物を食べて、自分の体の元を作る、エネルギーを得る、その最初のステージである噛めることが、どれほど大切か、
噛めなくなった方のお話を伺うたびに、その切実さを感じています。
今までどこに行っても、噛めない入れ歯で困っていた方で、
もし、相談ができる歯科医院がない方は、
どうぞ、萩原歯科医院の日曜相談会をご利用ください。
先日の相談にお見えになった方はおっしゃいました。
「ようやく、自分で納得できる歯科医院に巡り合えました。」
入れ歯や、インプランだけでなく、または他の分野でも、何かお悩みがあって、相談したいことがある方も、どうぞ予約による日曜相談会をご利用下さい。
メール相談も行っております。
(下記サイト内、相談のページからどうそ。)
萩原歯科医院は
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている歯科医院です。
歯に関する様々な悩みのある方は、医院特設サイトをご覧ください。
噛めない入れ歯は意味がない
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不安の少ないインプラント
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「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
東京 池袋 萩原歯科医院
萩原 眞
萩原 麗子
dentalhagiwara at 22:34│コメント(0)│
2010年09月05日
9月1日は、防災の日でした。
大正12(1923)年の9月1日の『関東大地震』は、死者・不明者14万2,807名、という大きな被害をもたらしましたし、近年でも1995年の阪神・淡路大震災、新潟県中越沖地震ほか、日本ばかりでなく、海外の各地でも、地震による被害は甚大なものです。
防災の日に、水や、非常食、ラジオ、懐中電灯など、改めて、日々の備えについて見直してみることは、大切ですね。
ごきげんいかがですか。
東京 池袋 萩原歯科医院 萩原です。
さて、今日は、萩原歯科医院で治療をした方の入れ歯は、夜間 寝るときにはずさなくて良いというお話です。
皆さんは、阪神・淡路大震災の発生が、早朝、6時前であったため、入れ歯をはずして寝ていた方の多くが、入れ歯を紛失したり、探し出せなくて、大変不自由な思いをされたことをご存じでしょか?
いつも入れ歯を使っている方が、入れ歯がない状態でいることは、食事の問題だけでなく、社会的にも、精神的にも大変な苦痛です。
災害時において、たとえば洋服や他のものであるなら、どこかから借りてきても代用できますが、こと入れ歯に関しては、他の人のものを借りることはできません。
阪神・淡路大震災の時は、近隣の歯科医師会が中心になって、ボランティアで、入れ歯作成に尽力し、多くの方に喜ばれたという話も耳にしています。
入れ歯を使っている方の多くは、
「入れ歯は夜間、粘膜を休めるために、はずして、水に浸けておくように」との、指導を受たことでしょう。
私も、以前は、夜は必ずはずして寝てください、と言っていましいた。
しかし、この10年以上、萩原歯科医院で治療をした患者さんには、ほぼ全員の方に、
「夜も入れ歯をしたまま、寝てください。」
と言っています。
ここで、はっきりとお断りしなければならないのは、
萩原歯科医院での治療した入れ歯に限定したお話ということです。
萩原歯科医院では
・患者さんの粘膜や筋肉の状態にフットした入れ歯であること
・かみ合わせが患者さん本来の位置にあっている入れ歯であること
・残っている歯の歯周病治療他が徹底していること
などについてほぼ兼ね備えた入れ歯を作っていますが、
・入れ歯の清掃状態に問題がないこと
・定期的なメインテナンスが十分になされていること
など
患者さんの条件も含めてそのすべてが満たされているときに、
「夜間も入れ歯をはずさないでください」とお伝えしています。
これらをきちんと満たした入れ歯治療の場合は、
できれば夜間は外さないほうが良いというのが私の考えです。
一般に、人は、眠っている間にも、歯を噛みしめています。
人によって違いますが、噛みしめの時間は、一晩に平均して、10~40分間です。
特に、部分入れ歯でご自身の歯が残っている場合、入れ歯を外して眠っている間に、強すぎる力が自分の歯にかかってしまうことがよくあり、残っている歯にダメージを与えてしまうことがあります。
入れ歯によって噛み合わせを保っているお口の状況のとき、その弊害はとても大きく現れ、残っている歯の動揺、支えている歯周組織の損失などを起こすことがあります。
その一方で、夜間の噛みしめは、脳に血流を送るために欠かせない重要な仕組みでもあるともいわれています。
噛むことと、脳への血流の問題は、また、別の機会にお話ししたいと思いますが、実際に、お年寄りの施設などでの調査によると、きちんと噛めることが、認知症を予防したり、入れ歯を治すことで、認知症そのものが改善されたという報告も数多く出されています。
もう一度、改めて確認をしておきますが、清掃状況が悪い場合や、入れ歯が合っていない場合、など、夜間に入れることが、マイナスになることも多いものです。
私は、あくまでも、私が治療をした患者さんには、条件を満たしたうえで、
「夜間は入れ歯をしたままで休んでください」と、お話しているのです。
もちろん、萩原歯科医院でも、どうしても入れていられないという患者さんもいらっしゃいます。
そうした方には、無理に入れないで、夜は はずしていただいています。
歯科治療は究極のオーダーメード
どうしても『ケース バイ ケース』ということになってしまいます。
防災の日に、
夜間の入れ歯についての当院の対応を述べてみました。
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている萩原歯科医院。
歯に関する様々な悩みのある方は、医院特設サイトをご覧ください。
「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
http://www.ireba-implant.com/
入れ歯の悩みを考える
http://www.ireba-info.jp/
まだ間に合う歯周病治療とアフターケア
http://www.shisyuubyou.com/
私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
インプラントが不安な方へ
http://www.implant-info.jp/
「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
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大正12(1923)年の9月1日の『関東大地震』は、死者・不明者14万2,807名、という大きな被害をもたらしましたし、近年でも1995年の阪神・淡路大震災、新潟県中越沖地震ほか、日本ばかりでなく、海外の各地でも、地震による被害は甚大なものです。
防災の日に、水や、非常食、ラジオ、懐中電灯など、改めて、日々の備えについて見直してみることは、大切ですね。
ごきげんいかがですか。
東京 池袋 萩原歯科医院 萩原です。
さて、今日は、萩原歯科医院で治療をした方の入れ歯は、夜間 寝るときにはずさなくて良いというお話です。
皆さんは、阪神・淡路大震災の発生が、早朝、6時前であったため、入れ歯をはずして寝ていた方の多くが、入れ歯を紛失したり、探し出せなくて、大変不自由な思いをされたことをご存じでしょか?
いつも入れ歯を使っている方が、入れ歯がない状態でいることは、食事の問題だけでなく、社会的にも、精神的にも大変な苦痛です。
災害時において、たとえば洋服や他のものであるなら、どこかから借りてきても代用できますが、こと入れ歯に関しては、他の人のものを借りることはできません。
阪神・淡路大震災の時は、近隣の歯科医師会が中心になって、ボランティアで、入れ歯作成に尽力し、多くの方に喜ばれたという話も耳にしています。
入れ歯を使っている方の多くは、
「入れ歯は夜間、粘膜を休めるために、はずして、水に浸けておくように」との、指導を受たことでしょう。
私も、以前は、夜は必ずはずして寝てください、と言っていましいた。
しかし、この10年以上、萩原歯科医院で治療をした患者さんには、ほぼ全員の方に、
「夜も入れ歯をしたまま、寝てください。」
と言っています。
ここで、はっきりとお断りしなければならないのは、
萩原歯科医院での治療した入れ歯に限定したお話ということです。
萩原歯科医院では
・患者さんの粘膜や筋肉の状態にフットした入れ歯であること
・かみ合わせが患者さん本来の位置にあっている入れ歯であること
・残っている歯の歯周病治療他が徹底していること
などについてほぼ兼ね備えた入れ歯を作っていますが、
・入れ歯の清掃状態に問題がないこと
・定期的なメインテナンスが十分になされていること
など
患者さんの条件も含めてそのすべてが満たされているときに、
「夜間も入れ歯をはずさないでください」とお伝えしています。
これらをきちんと満たした入れ歯治療の場合は、
できれば夜間は外さないほうが良いというのが私の考えです。
一般に、人は、眠っている間にも、歯を噛みしめています。
人によって違いますが、噛みしめの時間は、一晩に平均して、10~40分間です。
特に、部分入れ歯でご自身の歯が残っている場合、入れ歯を外して眠っている間に、強すぎる力が自分の歯にかかってしまうことがよくあり、残っている歯にダメージを与えてしまうことがあります。
入れ歯によって噛み合わせを保っているお口の状況のとき、その弊害はとても大きく現れ、残っている歯の動揺、支えている歯周組織の損失などを起こすことがあります。
その一方で、夜間の噛みしめは、脳に血流を送るために欠かせない重要な仕組みでもあるともいわれています。
噛むことと、脳への血流の問題は、また、別の機会にお話ししたいと思いますが、実際に、お年寄りの施設などでの調査によると、きちんと噛めることが、認知症を予防したり、入れ歯を治すことで、認知症そのものが改善されたという報告も数多く出されています。
もう一度、改めて確認をしておきますが、清掃状況が悪い場合や、入れ歯が合っていない場合、など、夜間に入れることが、マイナスになることも多いものです。
私は、あくまでも、私が治療をした患者さんには、条件を満たしたうえで、
「夜間は入れ歯をしたままで休んでください」と、お話しているのです。
もちろん、萩原歯科医院でも、どうしても入れていられないという患者さんもいらっしゃいます。
そうした方には、無理に入れないで、夜は はずしていただいています。
歯科治療は究極のオーダーメード
どうしても『ケース バイ ケース』ということになってしまいます。
防災の日に、
夜間の入れ歯についての当院の対応を述べてみました。
家族に行かせたい歯科医院をコンセプトにして、作られている萩原歯科医院。
歯に関する様々な悩みのある方は、医院特設サイトをご覧ください。
「入れ歯+インプラント」という新しい選択肢
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私の家族に受けさせたい歯科治療 萩原歯科医院
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hagiwara/
インプラントが不安な方へ
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「萩原歯科院10の約束」
1 高い技術を追求します
2 痛くない治療にこだわります
3 長くもつ治療をおこないます
4 予防を重視した治療方針を提案します
5 優れたメンテナンスシステムを追及します
6 安全な治療環境のため感染予防を徹底します
7 患者さんを待たせません
8 わかりやすく、詳しい説明をおこないます
9 プライバシーを尊重します(個室)
10 マナーを重視し、人間尊重の院内教育を継続します
歯科医師にとっても、歯科衛生士にとっても、歯科助手にとっても、自分が行きたいと思える歯科医院。自信を持って家族や大切な人に来ていただけるような、誰にでも誇れるホスピタリティーに満ちた歯科医院を目指します。
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dentalhagiwara at 16:16│コメント(0)│
2010年07月02日
萩原歯科のメール相談には、遠方の患者さんからの相談がたくさん寄せられます。そうした患者さんは、「治療に行きたいけれど、遠いので、難しい」とおっしゃいますが、当院には遠方の患者さんが通いやすい治療システムがあります。
ごきげんいかがですか。
東京 池袋 萩原歯科医院 萩原です。
萩原歯科医院に通うには遠いけれども、一度だけ診てほしいいと、相談に見える患者さんは、当院では1回の治療時間が1時間以上、通院の間隔も開いている、という話を聞いて驚かれます。
歯科治療は、予約をしても長い時間待たされて、治療は10分から15分で終わってしまい、面倒だ・・・多くの方がそのように思ってます。
歯科医院には、何回も通わなければならないと思われているため、遠い場合、とても負担に感じるようです。
しかし、私は、きちんとした仕事をしようと思ったら、1回あたり1時間~2時間という時間をかけないと、しっかりとした治療ができないと思っていて、必ず1時間以上の予約をとっていただきます。
10分から15分ほどの治療で何回も歯科医院に通うという話を聞くと、短い時間で治療を進めていくことはかえって難しいのではないかと、私には不思議な気がします。
萩原歯科医院では、お約束の時間通りに必ず、患者さんを治療室にお通ししてその日の予定の治療に入ります。
予約時間に患者さんにいらしていただくなら、歯科医院としても、その時間に治療を開始することがお互いの約束です。
歯科治療を提供する側であっても、可能な限り、お約束は守らなければならないはずなのに、歯科医院には、待たせても仕方が無い、という誤った考え方が横行しているように感じています。
実は、約束の時間に治療を始めること、つまり、患者さんをお待たせしないことは、歯科医師やスタッフにとっては、なかなかの努力を要します。
萩原歯科医院では、治療開始の時点で、すべての患者さんの治療計画を、患者さんとの相談のもとに作成します。
毎日のミーティングでは、翌日の患者さんの治療内容、準備器具、その他の用意について、綿密に話し合い、万全の準備をします。
そのようなシステムで治療が進むために、無駄な通院がなく、通院の回数も無駄に多くなることがありません。
その上で、遠方の方には、交通費の負担を減らすために、治療回数を減らす「半日治療システム=特別集中治療プログラム」も用意しています。
(治療の内容により、必ずしもこの限りではない場合もございます。)
歯のことで、本当にお悩みの方、遠方だからとあきらめることはありません。
当医院では、東北、関西地方はもとより、沖縄や海外からも患者さんがご来院いただいています。
かなりの交通費がかかるにもかかわらず、お越しいただけることは、歯科医師(歯医者)冥利に尽きますが、
本当に歯のことで悩んでおられる方からの相談が多いことには、歯科医師として残念な気持ちにもなってしまいます。
とにかく、
遠いから無理、などとあきらめずに、どうぞ一度ご相談ください。
次回は、実際に飛行機を使って治療にいらした患者さんのお話をいたします。
萩原歯科医院では、メール相談のほか、電話で予約をしていただければ、ご来院いただき、直接お口の中を拝見しながらの無料相談も承っております。
もし、何かお悩みがあって、相談したいことがありましたら、どうぞご利用下さい。
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